『無能』 (ページ8)

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#7 ページ8

all-gr「はぁ？！」

kn「お前正気か？！
　無能を前線に出したって足引っ張って
　無駄死にするんがオチやろ！」
sha「今だけコイツと同意見やわ
　負ける確率上がるやん！」
gr「そんなことにはしないと約束しよう
　足手まといにはさせない
　なんならそう思った瞬間に殺して良い」
『…』
gr「だから『全力』でやれよ、A」ﾆﾔｯ
『…拒否権は』
gr「あると思うか？」
『ﾊｧ…分かったよグルッペン』
gr「流石Aだな！そう言うと思ったゾ！」
『拒否権なかったやんけ』

gr「この戦争の主役は我々だ！
　さぁ諸君、戦争をしよう」

all-gr「ハイル・グルッペン」

gr「それでは解散としよう
　各々武器の手入れや部隊への説明をしてくれ
　終わり次第ロボロにインカムで連絡を」

全員いなくなり、私とグルッペンが残った

『で？どういう事か説明してくれませんかねぇ？
　何故私が前線で戦う事になったんだ？』
gr「い、いやぁ〜…そのぉ〜…」
『ん？なんて？(圧)』ﾆｺｯ
gr「『無能』って言われ続けているのを
　見ていられなくなって、有能な事を
　見せつけようと思いましたすみません」
『ﾊｧ…もうええわ
　その代わり、存分に暴れさせて貰いますわ』
gr「今までの鬱憤も含め、暴れてこい
　ただ、こっちに被害かけんなよ？」
『理性は保てるし大丈夫やろ』
gr「ついでに敵国王の首も取ってこい
　我々国が勝てるかはAにかかっている
　期待しているゾ」
『私が負けることはない』
gr「開き直ったんだな、有能な事」
『誰のせいだと？』ﾆｺｯ
gr「ﾅ､ﾅﾝﾉｺﾄｶﾅｰ」