私が出会った少女は、幻影旅団!？～３～ (ページ36)

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A「クラピカ、刺せたの？」

ク)「嗚呼、損傷は少しあったがな…」

傍へと寄ってみると、クラピカの腕からは

おそらく『ダブルマシンガン』でやられた傷があり

緋色に染まる鮮血がポタポタと滴ってた

A「その傷…」

ク)「何ともない…それよりオモカゲ…

貴様に『ジャッジメントチェーン』を刺した…今から言う条件を厳守すれば

見逃してやるが、断れば＿＿お前の心臓を握り潰し殺す＿＿＿＿」

オモカゲは、先程の事が嘘だったかのように黙ってしまい只、下を向いてた

その姿は、まるで今から殺される闘いに屈した戦士のようにも見えた

ク)「１つ…今後、念の使用を一切禁止する‼」

クラピカの声が広い部屋に響き渡り、木魂した

すると、オモカゲは喉の奥から『クっクック』と笑い声をあげた

オモ)「どうして貴様等には、分からないんだ？

人形は一生の美と命を手に入れる事が出来る…

どうしてその美しさが分からないんだ？」

ゴ)「レツは、そんな事望んで無い‼勝手に、お前が決める事じゃない！」

オモ)「黙れ‼」

ゴンの懇親の言葉を消すようにオモカゲは、血反吐を吐くような声で叫んだ

オモ)「君達には分からないだろうが、人形を一生作れないというのは苦痛だ…

だから答えは『NO』だ！」

ク)「ならば死ね‼」

オモカゲがニヤリと笑うとクラピカは、怒りに燃えた瞳で鎖を靡かせた…が…

ザシュッ

それよりも一足先に、オモカゲが血を吐いた