検索窓
今日:1 hit、昨日:24 hit、合計:18,337 hit

6. ページ12

違う、勘違いするな私!
中川選手はきっと行く相手がいたんだ!そうに違いない!
そして相手が行けなくなったから私を誘ったんだ!そうだ!

そう考えれば落ち着く。

先輩に色々話してみることにした。

『先輩、どうすればいいんですか!これ。』
「どうすればいいんですかって、私選手に色々誘われたことないし。」
『でも先輩ヤクルトに彼氏いますよね?』

そう。
先輩の彼氏はヤクルトの山田選手。

「それは、まぁ...」

ぷいっとそっぽを向いた。
絶対に先輩の「誘われたいことがない」は嘘だ。
彼氏に誘われないとかあるのかな?

「哲人ってば口が開けば野球ばっかり。別にいいけどさ、私だって彼氏とデートしたいってばぁ...」
『あー、なるほど...』

すると、先輩はぐっとグーにした手を差し出した。
グータッチか?

「うちらもお互い頑張ろうね」
『...はい。』

タッチをすると、先輩は満足そうに笑った。

_

_→←5.



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
318人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りた氏 | 作成日時:2024年3月5日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。