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6. ページ12
違う、勘違いするな私!
中川選手はきっと行く相手がいたんだ!そうに違いない!
そして相手が行けなくなったから私を誘ったんだ!そうだ!
そう考えれば落ち着く。
先輩に色々話してみることにした。
『先輩、どうすればいいんですか!これ。』
「どうすればいいんですかって、私選手に色々誘われたことないし。」
『でも先輩ヤクルトに彼氏いますよね?』
そう。
先輩の彼氏はヤクルトの山田選手。
「それは、まぁ...」
ぷいっとそっぽを向いた。
絶対に先輩の「誘われたいことがない」は嘘だ。
彼氏に誘われないとかあるのかな?
「哲人ってば口が開けば野球ばっかり。別にいいけどさ、私だって彼氏とデートしたいってばぁ...」
『あー、なるほど...』
すると、先輩はぐっとグーにした手を差し出した。
グータッチか?
「うちらもお互い頑張ろうね」
『...はい。』
タッチをすると、先輩は満足そうに笑った。
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作者名:りた氏 | 作成日時:2024年3月5日 7時