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5. ページ11

広報になってからしばらく経った。

中川選手は変わらず。
ずっと「付き合って欲しい」だとか。「好き」だとか。

それしか言わないし。

「Aさん!よかったら次のオフ、この映画。見に行きませんか?」

おさ...そい?
考えてみると、胸がきゅんきゅんする。

『でも、中川選手は練習があるんじゃ...』
「大丈夫です!その日は用事ができて行けなくなったっていってあるので!」

...そこまでしていきたいの?
正直そう思いつつも、私は行くことにした。

「じゃあ、また!」


そういって練習場へ戻っていった。
...男らしいな。

_

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作者名:りた氏 | 作成日時:2024年3月5日 7時

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