なな。 ページ8
無「じゃあ僕は任務に行ってくるから。いい子にしててね。」
『はい。お気をつけて。』
夜も近づき時透様は任務に向かった。
柱だもん。忙しいに違いない。
一息ついて “あの部屋” へ向かう。
部屋には私の衣服や私物がある程度揃っている。
何故か。それは約1時間前に遡る。
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『あの…
ここで暮らすといっても服とか無いですし、任務もないなら “あの部屋” にずっといるのはかなり暇だと思うのですが…』
すると奥の部屋から何やら大きな荷物を持ってくる時透様。
無「心配ないよ。色んな人に協力してもらってAの服とか、本とか、必要そうな物は運んできたから。」
へ…?
協力してもらったとはいえなかなかの量である。これを一晩で運んでくるなんて…
業者でも雇ったのだろうか。柱はお金持ちという噂も案外本当なのかもしれないがここまで準備万端だともはやこわい。
『えっ?運んできた?私の家から?』
無「あぁ、それに
…服とか下 着は女の人に運び出してもらったから安心して。」
いやそういうことじゃなくて。
無「それから僕がいない時でもお風呂も自由に使っていいから。」
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という事情で部屋には必要な物が大体揃っている。
使っていいと言われたし、お風呂に入らない訳にはいかないので風呂場へと足を運ぶ。
湯につかりながら、今日あったこと、言われたことの意味を悶々と考える。
_____Aの事が好きすぎて。
頭から離れないその言葉。
百歩譲ってそれが事実だとしても
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本 当 に そ れ だ け ?
ラッキーパーソン
蜜璃
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作者名:りお | 作成日時:2020年4月9日 20時