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病院


「ん…。痛っ。」


目が覚めると白い天井。


ここどこだろ?あ、病院か…。


俺、倒れたんだっけ?


涼太くんだ。寝てる。


「涼太くん。涼太くん起きて。」


涼「隼!!大丈夫か?」


「大丈夫だけど、笑倒れたんだよね?俺」


涼「うん。明日退院出来るって。」


「そっかー。分かった。あ、そこの携帯取って欲しい。」


涼「いいよ。はい。」


「ありがとう。」


涼「誰かに電話?」


「んー結にね。心配させちゃダメでしょ。」


涼「あー。笑電話はするんだ」


「当たり前でしょ。彼女なんだし笑笑

あと、涼太くん。俺、思い出した。全部。」


涼「思い出したの?全部。」


「うん」


涼「じゃあ唯のことも。」


「思い出した。」


涼「じゃあ…」


結「隼!!大丈夫?涼太くんからの電話聞いて…」


「えーと、結?大丈夫だよ笑」


結「よかったー。本当によかった。」


「明日退院だからもう帰っていいよ笑

俺、涼太くんに話しあるからごめんな。」


結「分かった…。じゃあね。」


「おう」


涼「隼。全部思い出したってことは、全部?

唯への気持ちも、付き合ってたことも?」


「うん。」


涼「どうすんの?これから。」


「とりあえず黙っておく。涼太くんも内緒にして
て」


涼「唯は?好きな気持ち思い出した?」


「思い出した。」


涼「どうするつもり?」


「また付き合いたい。でも、結がいる。だから

色々整理してから伝える。」


涼「唯と俺付き合ってるんだよ?」


「知ってるよ。思い出しちゃったんだよ。全部。」


涼「隼は勝手だよ。いくら隼でも唯は俺のだよ。

俺も好きなんだよ。隼に負けないぐらい。

だから諦めてほしい。これだけは譲れない。

唯はたくさん苦しんだよ。隼を思ってた。

でも、俺を選んでくれたんだよ。

俺だって本気で好きだよ。だから隼ごめんな。」


「涼太くんごめん。1人にして。」


涼「伝えないでおく。思い出したこと。じゃあな」





思い出したの間違いだったかな?

唯は涼太くんが好きなんだ。

今までの生活に慣れないといけない?

諦める。諦めない。

俺分かんねぇよ。

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設定タグ:generations , 小森隼 , 片寄涼太   
作品ジャンル:恋愛
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くろき - 面白いです!更新楽しみに待ってます! (2018年4月6日 17時) (レス) id: dfbb4dddc9 (このIDを非表示/違反報告)
数寄 玲於 - 主人公の切なさがひしひしと伝わってきます。隼君早く思い出して! (2018年3月1日 17時) (レス) id: ac36571321 (このIDを非表示/違反報告)
ジェネファン - 面白いですね!更新待ってます* (2018年3月1日 0時) (レス) id: b41e986af5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:M.M.S.R | 作成日時:2018年2月13日 21時

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