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1ヶ月後
隼の中に私はいない。
あれから沢山隼に会ったし、たくさん話もした。
だけど、隼が私を思い出してくれることはない。
「どうしよ。」
莉子「唯大丈夫?」
「ん?何が?笑」
莉子「隼くんまだ思い出してないんでしょ?」
「まぁ。うん。」
莉子「私に出来ることがあったら言ってよ。唯、いつも自分のせいにしたりすぐに追い詰めるから我慢しないでね。」
「うん…(泣)ありがとう。」
今日も隼の所行かないと。
「隼くん?今日も来たよ〜。」
隼「あ!やっほー!笑最近よく来るね笑」
「暇だからね笑」
隼「あ、そうだ!最近リハビリがてらダンスまた始めたんだ!」
「そうなんだ!よかったね!頑張って!」
隼「おう!笑」
ダンスしてる隼が世界で一番かっこいいからまた見たいな。
隼「あと…。」
「ん?」
隼「気になる子が出来た(照)」
「え…?嘘でしょ?」
隼「最近、病院でたまに会うんだけど…って唯!」
病室を飛び出てきちゃった。
「好きな人出来たってなによ…。ハァハァ…。」
隼、本当にわかんないんだね。私のこと。
もう、辞めるべき?
今のままじゃ私だけが隼のこと好きなだけじゃん。
一方的な片思いだよ。
一方的でもいいって自分で決めたのに…。
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くろき - 面白いです!更新楽しみに待ってます! (2018年4月6日 17時) (レス) id: dfbb4dddc9 (このIDを非表示/違反報告)
数寄 玲於 - 主人公の切なさがひしひしと伝わってきます。隼君早く思い出して! (2018年3月1日 17時) (レス) id: ac36571321 (このIDを非表示/違反報告)
ジェネファン - 面白いですね!更新待ってます* (2018年3月1日 0時) (レス) id: b41e986af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:M.M.S.R | 作成日時:2018年2月13日 21時