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YOU SIDE

『あと、200人、、。』




ライブ配信はもう手の届くところにやってきた。






緑鬼「あと、90人、、。」






青鬼「最初の罪人を、ICUから連れてきてください。」





青鬼が、動いた。






『了解。』





緑鬼と私はICUに向かった。



ピッという音とともにICUの入り口が開く。





何やらつい先程まで険悪な状況にあった雰囲気だ。



何があったのかは知らないが。







緑鬼「お前。」



掃除員の服装をした男の人質を緑鬼が指名した。








私は男を蹴ると、


『立て。』



と命令した。



しゃがみ込んでなかなか立とうとしないそいつ。





私は男の目線と同じ高さになるように膝を折って、




『立てっつってんだよ。ボケ。』




と男にはわざと当たらないように男の頭すれすれに銃を撃った。






裕子「イヤァァァァァッッ!」



また本日何度目かの悲鳴をあげる女。





恐ろしさで腰が抜けてしまった掃除員の男を緑鬼が首元を掴んで引きずり、入り口まで引っ張った。






私がドアを開け、先に男を引きずった緑鬼に出てもらう。




人質たちが大人しくしていることを確認し、私も部屋を出た。





『いつまで腰抜けてんだよ。ぱっぱと歩けよ。』






緑鬼が掴んでいた襟元を離させる。




急に離されてよろめく掃除員。






銃を突きつけるとやっとのことでふらふらと歩き始めた男。





緑鬼「早く歩け。」

脅しでカチャ、と銃の弾をセットすると、慌てたように少し早く歩く男。





なんとか第6手術室に着き、ドアを開けると、既にカメラに向かって話し始めている青鬼。




怯えたように後ずさろうとする男の髪を引っ掴んで、青鬼の方を向かせる。






ゆっくりとこちらを向いた青鬼。



青鬼「どうやら、最初のお客さまがおいでになられたようです。どうぞこちらへ。」




男を無理やり青鬼の方に倒す。





青鬼は既に画面に表示されている警察たちに向かって、言った。



青鬼「あなたたちが今から110秒以内に目的を答えられなかったら、あなた方と全世界の目の前で、この男を撃ち殺します。」




怯える掃除員。




和泉「待ってください。話し合いはまだ終わっていません。ちょっと、、。」




いきなりのことで戸惑う警察。

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mumei - 椿さん» ありがとうござ。続編の方も、読んでいただけると幸いです。 (2023年2月9日 22時) (レス) id: 0143ca96ab (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 更新楽しみにしてます。 (2023年2月5日 23時) (レス) @page30 id: ae1334c190 (このIDを非表示/違反報告)
花宮ここみ(プロフ) - 更新まってます! (2023年1月30日 14時) (レス) id: b69c396b13 (このIDを非表示/違反報告)
- 二次創作なのでオリ〇ラ外してくださいね?違反なので運営に報告します。 (2023年1月25日 16時) (レス) id: 74b943358d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - お\り\ふ/らたってますよ。 (2023年1月25日 8時) (レス) id: 6da3ecdec3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Kaira | 作成日時:2023年1月24日 18時

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