えっ、私ですか？2

3ゆんちゃん1 ページ4

ユンギSide

Aとの出会いは強烈だった
テヒョンを女にしたようなAは
ステージでは別人のように変わる


マンネlineは連絡先を交換したみたいで
毎日のように騒いでいる


そんなある日…
俺は煮詰まっていた。。。

ソロ曲のコーラスが気に入らない……
イメージ通りの声の持ち主に出会えてない。。。

「はぁ……」

コーヒーを飲みながら出ていくため息


「気分転換でもすっか……」


作業室の扉を開けようとした時
ふと思い出した

「アイツの声って……」


思い浮かんだのは
Aの顔だった。。。


YouTubeで"A"と検索すれば一発で出てくる

「本業よりもポンコツな部分が多いのはどうなんだ……」


歌声を確かめたいのに
アイツのコントみたいな姿が多く検索に引っかかる。。。


「あっ……これあの時のグミ食ってるヤツだｗｗって、これじゃねぇ〜んだよ。。。」


やっとバラードを歌ってるアイツを見つけて見てみると……


「……これだ……」


探し求めていた声の持ち主。。。
どうしてもコーラスをしてもらいたいと思った

マンネlineを捕まえて連絡してもらわなきゃいけない
そう思った時


JM「ヒョ〜ン！！」


作業室の扉が開いた


「お前タイミングいいなｗｗ」

JM「へぇ？」

「おい、Aに電話しろ」

JM「なんでですか？」

「いいから早くしろ」

"理由くらい教えてくれてもいいのに…"とかブツブツ言いながらも電話を掛けるジミン


"prrrrrrrr"

『……………』

JM「もしもし？A？」

『合言葉は？』

JM「え〜っ、それいつまでやるの？やだよ、もう……」

『…………切る！！』


ツーツーツー

JM「ちょっ！！切れた！！」

「はぁ？」

JM「……ヒョン、俺じゃなくてテヒョンかジョングクに頼んでください……」

「なんでだよ？早くしろ！！」

JM「俺この合言葉言いたくない……」

「なんだよ、合言葉って？」


本当に電話をするのが嫌なのか渋るジミンに"早くその合言葉"の説明をさせた


それを聞いた俺は……

「あ…俺も無理だわ……。面倒くせぇ〜ヤツだな……」

そう言うしかなかった。。。

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