初恋にさよならしたい (ページ5)

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遠回しな言い方ページ5

ぐぅちゃん離れは案外簡単に出来るもので……
もう１ヶ月が過ぎようとしていた。。。

学校は同じだけど、クラスはだいぶ離れてるし
移動する時も別のルートを使えば会わずに済んだ

帰りも家に居れば会う確率が高くなる事は想定内だから
放課後はジヨンと遊んだり、ジミンくんと帰ったり、図書館で勉強したり……
最初は寂しかったけど、思ったよりも寂しい気持ちは薄れていった。。。

JM「今日も図書館？」

帰り支度をしていたらジミンくんが声を掛けてきた

「うん。数学分かんないところあったから」

JM「1人でやって分かるの？」

「どうにかなるよ。私の周り数学得意な人いないからなぁ……頑張るしかない！！」

JM「僕…得意だけど…？」

「教えてくれるって事？」

JM「Aちゃんが教えてほしいなら//」

「ふふふっ、素直に教えてあげるよって言えばいいのにｗｗ」

遠回しな言い方も
１度私に振られてるから気を使ってくれてるんだろうなぁ～って分かる

ぐぅちゃん離れをしてから
ジヨンとの時間も増えたけど、ジミンくんとの時間も増えた

一緒にいる時間の中で
少しずつジミンくんの優しさに甘えたくなる自分がいた。。。