ヒヨコの妹が恋をしました (ページ21)

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20土曜日の約束ページ21

ジミンSide

ため息を吸い込んだ俺は
兄として可愛い妹を守るために

「土曜日の約束ってなに！！」

珍しく強気に聞いてみた！！

JK「昨日もらったクッキーのお礼に出掛ける約束した」

「クッキー……って！！ジョングクもらったの！？」

JK「バナナキック友達だからｗｗ」

テヒョンが貰えなくて泣いてたのに……
お前はもらえたのか！？

泣いてたテヒョンが可哀想に思えたのか
あのソヨンが…あのソヨンがだょ！？
テヒョンをバカにする、あのソヨンなのに……

SY「Aと一緒に作ったから。これも同じ味だょ。どんまい、テヒョン……」

と、背中を撫でてあげてた苦笑

『テテ、どうしたの？ソヨンにクッキーもらえて嬉しくて泣いてるの？でもね……ソヨン好きな人いるんだょ……どんまい、テヒョン。。。』

あんなにアピールされてるのに鈍感にも程がある！！
我が妹ながら
「A！！そりゃ～ねぇ～ょ！！」
って言ってやりたい気分だった。。。

「で、お礼に何すんだょ？」

JK「だから、お前にAの好きなもの聞いてんじゃん！！」

「Aは、パンケーキ好きだょ！！」

JK「パンケーキね……」

「今日の朝なんてさ～パンケーキ食べたくてパンケーキ芸人のマネしてたょ～ｗｗ」

JK「可愛いなぁ、おい///」

"パンケーキ食べたい！！パンケーキ食べたい！！パンケーキ食べたい！！"

踊ってるAを思い出してニヤける俺も痛いけど……
見てもないのに想像してニヤけるジョングクを見て

「本人いないのにデレないで！！気持ち悪い！！」

思ったコトが口から出ちゃってたｗｗ

JK「じゃ～土曜日はパンケーキだなｗｗ」

「どこ行くの？」

JK「言う訳ないだろ？お前付いてくる気だな？」

「気になったから聞いただけだろ？」

ジョングクだって男だ！！
可愛いAと2人になったら………

「あ～っ！！」

JK「叫んでも幸せ逃げるょ。吸い込みなｗｗ」

「うん！！」

叫んでも幸せって逃げるの？
なんて思ったけど、とりあえず出しちゃった叫び声も吸い込んだ。

土曜日は何がなんでも邪魔してやる！！
待ってろ、ジョングク！！