救命 ページ7
涼太side
この間呼んでもらった時のお礼のために朝一で翔太の実家に行ってきた
お礼のお土産を翔太ママに渡して仕事のために電車で病院に向かった。
朝から何も食べていなかったので、途中コンビニに寄った
そのため１本予定していたのよりも後の電車に乗ることになった。
涼太「ギリだな・・・ついたら走るか」
俺はイヤホンをつけながら６号車に乗り込んだ。
ドアの前に立って音楽を再生していた。
何の代わり映えもない普通の電車通勤
いつもと同じように景色が流れ
この時間相当の人数
病院まであと５分ほどになったころ
それは突然だった
ーキーーーーーーーーーッー
あり得ないほどの遠心力が列車にかかり
車内に悲鳴が上がった
そして次の瞬間
俺の体は吹っ飛ばされた
胸を強打し、飛んできた誰かの腕なのか、足なのか、がぶつかった
そしてこの列車が転がった
電気は落ち、窓は全て割れる音がした
そして列車の滑りが止まった
しばらくは自分の鈍い痛みと戦い、息をするのもやっとだった
どのくらいたっただろう、、
向こうの車両からは悲鳴が聞こえてくる
ゆっくり痛みに耐えて立ち上がると
社内後方にはたくさんの人が折り重なるように倒れていた
涼太「だい・・じょうぶ・・ですｋ・・わかりますか・・」
自分の痛みに何度も何度も耐えながら
ピクリとも動かない人々に声をかけた
吹っ飛ばされていた自身のカバンの中からライトと聴診器、
ホワイトボード用ではあるがペンを取り出し
なぜか誰に言われるでもなくトリアージを始めていたのだ
この間にも自身の体の痛みが明確になっていく
浅い息で左足をかばい、俺は割れた窓のわずかな隙間から外に出た
この車両は・・もう・・・
次の車両ｎ・・・・・・・・・・？
外に出てこの光景を見た俺は呆然とするしかなかった
今までいた車両の上に斜めに別の車両が乗っていて今にも
滑り落ち、下の車両をつぶさんとする状況だったのだ
そしてその車両の人々は下に積み重なり
外からでもわかるくらいほとんどの人が圧死していたであろう
しかしこの車両には入れる気配すらなかった
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椋(プロフ) - ミケプリンさん» コメントありがとうございます！参考にさせていただきます！ (8月15日 23時) (
レス) id: b74c516a2e (このIDを非表示/違反報告)
ミケプリン(プロフ) - これからも更新頑張って下さい！楽しみにしてますm(*_ _)m (8月15日 23時) (レス) id: 2326f32420 (このIDを非表示/違反報告)
ミケプリン(プロフ) - 初コメ失礼します。リクエストでめめで仕事でのミスが重なりその対応に追われているめめが食事も中々取れずにいて体調崩すもほかのメンバーに体調が悪いことを隠して無理をし高熱を出し倒れてしまう話をお願いします。皆で看病してほしいですm(*_ _)m (8月15日 23時) (レス) id: 2326f32420 (このIDを非表示/違反報告)
椋(プロフ) - あおいさん» 大丈夫ですよ！読んでいただきありがとうございます！リクエストありがとうございます！ (8月15日 22時) (レス) id: b74c516a2e (このIDを非表示/違反報告)
あおい - 文章おかしくなっていて分かりづらいかもですが、ほんとうに出来たらでいいのでお願いします！ (8月15日 21時) (レス) id: 770cd42804 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椋【ムク】 | 作成日時：2020年7月21日 16時
