snowman医師たちのシェアハウス

康二 ページ39

涼太side









救急車が到着した。







翔太が出迎えた隊員らがやってきた。







隊員 「症状はどんな感じですかね？」






俺はさっき照に伝えた所見とまるきり同じことを伝えた






隊員 「では搬送先の病院に指定などはありますか？

　 指定したからと言って必ずしも受け入れてもらえるかは


　 わからないんですけど・・・」






涼太 「では西秀大学附設病院にお願いします。


　 ここにいるの全員そこの医師なので。


　 すでにうちの救急に話は通してあります」








隊員 「そうでしたか。それならもうすぐに出発しましょう。」








おそらくここで隊員らの持ってきたストレッチャーに



康二は寝てもらうことになるだろう







涼太 「もうここで乗っていきますよね？」







隊員 「もし本人が歩けるのでしたらここ２階なので玄関で乗ってもらう形に・・」









俺は目黒と顔を見合わせて







涼太 「康二？少し頑張って下までいける？」







康二は首をかすかに横に振った








蓮 「じゃぁ康二は俺が下まで連れていく」









隊員 「ではお願いします」









蓮 「康二抱っこするからな？」







そういって目黒は康二を持ち上げ抱えたまま部屋を後にした。






俺は康二のリュックの中から財布を取り出し保険証の確認をした。






翔太 「涼太、さっき目黒が準備してくれたバッグ、一応持っていくよ？」









涼太 「あぁありがとう。」









こうして俺たちも電気を消し、ドアを閉め康二の部屋を後にした。






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隊員 「付き添いの方どうされますか？」






蓮 「３人とも可能ですか？」









俺たちがこれから行く病院の医師ということもあってだろう。






３人の同乗が認められた。




多分病院まであと１０分弱というところだろう

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