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第百六話 ページ27

貴方「っ!!!!!!
絵麻さんだって...絵麻さんだって!そんなに嫌なら出てってよっ!!」




叫び合いのような喧嘩が続く





絵麻「っ...、もうしらないっ...!」




絵麻さんはそう言うと公園を飛び出していった
ひとり取り残された僕は、家に帰りたくなかったから、電車に乗りどこか遠くに行くことにした





























アナウンス「次は〜〜〜〜」




もうどれくらい電車に乗ってたのかわからない、海が見えるところで降りたことは覚えてる
でも、ここがどこなのかはわからない...





貴方「このまま...」




砂浜で、海を眺めながらこのまま海に入ったらどうなるのか、って考えてた





貴方「いらない子...かぁ...
ははっ、絵麻さんがいらない子なら、僕は...なんなんだろ?」





体育座りをしながら、上を向く
ぼろぼろとこぼれ落ちる涙は、頬を伝い砂浜にシミを作っていく
これだからお姉ちゃんなんか大っ嫌いなんだ...、おねえちゃんなんかっ...





__PPPPP PPPP____





ふとケータイがなっているのにディスプレーを見ずにでる





貴方「....はい」


弥「あー!京たん!Aおねーちゃん電話出たよー!!」


貴方「弥...」




弥の声が遠くなったと思うと、次は京にぃの声に変わった




右京「A!今どこにいるんですか?もう、二時になりますよ?誰かと一緒にいるんですか?」


貴方「弥...そんな時間まで起きてちゃダメだよ...」


右京「質問に答えなさい」


雅臣「右京、そんな言い方しない、僕に変わって」




京にぃの声が遠くなって、雅にぃの声に変わる




雅臣「今どこにいるの?」


貴方「.....海」


雅臣「海?誰かと一緒にいるの?」


貴方「.....誰も、いないよ」

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黒狐 - 面白いです!無理しない程度に更新頑張った下さい!! (2015年8月26日 4時) (レス) id: 338c0d0462 (このIDを非表示/違反報告)
アミ - この後どうなるんだろう?気になりますね~主人公ちゃんはしあわせになれるのか?嫌、なって欲しいですね。更新するの待ってますね。 (2015年8月5日 2時) (レス) id: ef34a93066 (このIDを非表示/違反報告)
あややん(プロフ) - ドキドキが止まらない!スリル感溢れるストーリー展開ですね。ヒロインちゃんに幸せになってもらいたいです。 (2015年7月30日 20時) (レス) id: 49444c820f (このIDを非表示/違反報告)
ナギ - 作者さんがんばってくださいね!読んでいると涙が止まらない私夢主と同じだし両親事故で亡くなってるから夢主の気持ちがわかる。がんばって更新してくださいね! (2015年7月30日 19時) (レス) id: 136af5a260 (このIDを非表示/違反報告)
白桜奏多(プロフ) - 秋桜さん» ありがとうございます!頑張りますね(;´Д`) (2015年6月10日 7時) (レス) id: dc166f8f8d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白桜奏多 | 作成日時:2015年2月9日 18時

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