首締まるって ページ3
本日2度目の襟捕まれ
溺死しかけた後の首絞めはきついって
『あはははは、水色髪君、君の魔法はさしずめ重力魔法かな？とりあえずおろしてくれない？わたし
そろそろちっぞくじずうっ』
生ごみを見る目で――いや、それよりもひどいものを見る目で見てくる水色髪に抗議の声をかけるも現状変わらず
周りで友達っぽい人があわわわわと動揺している
『(あー、しゃーない)』
固有魔法
『人間失格』
そう唱えた瞬間、池の上で宙づりになるような感じで水色君の魔法によって浮かせられていた私は再びボトンと池に落ちた
「！？」
「えええええ！？ちょっとランスくん！！？なに再び池に落としちゃってるんですかああああ！！」
「はっ！？いや、！やってない！俺は魔法を解いてない！！」
「え……？」
「はあ？」
水の中にいる私に聞こえる声ってどんだけでかいの……
まあいいや
私はこのまま入水の続きを――
そう思っていたところ、手を摑まれ思いっきり上に引っ張り上げられた
「うぎいいいいいいい！！」
『わあ。中々に怪力だね。赤髪の君』
「あ、ああ、、あああ、あああの俺ドット・バレットって言います！！良ければ今度お茶でも！！！！」
『考えとくねー』
「よっしゃあああああああ！！！」
わあ元気
そんなことを思っていると水色君がこっちに近づいてきた
「おい」
『何？ていうかさー、こっちは君に殺されても毛ほども嬉しくないんだから私の邪魔はしな
「お前さっき何をした」
……
「俺はさっき確かに魔法を使っていた。そして解かなかった。なのに急に魔法が使えなくなった。なぜだ。何をした」
『なにといわれてもねえ。いやあ、そう大したものじゃあないよ。ただの私の固有魔法さ』
「アナタの固有魔法って……」
…………
『私の固有魔法は人間失格。私が触れた対象は魔法関係のすべてが無効化される』
「！！」
「！？」
「だからさっき……」
4名は驚き、キノコ君は冷静に分析している
魔法に愛されたものが優位に立つこの世界で私のような反異能者は魔法師にとって恐怖の対象だ
私の固有魔法を聞いて、恐怖はせずとも驚かない人間はまずいない
黒髪君……なぜそんなに冷静に……まさか……
……やっぱりやめよう
知らぬところで有名になってた件→←希死観念持ち魔術師とアドラ寮1年ズ
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三斗(プロフ) - あやなみ。さん» もちろんです！あ、ボードではなく文スト&マッシュル好きと云々で数人集まる予定のチャットがあるのですが、ボードで個人でやるのとどちらがいいですか？ (3月15日 16時) (
レス) id: f9db94a2a7 (このIDを非表示/違反報告)
三斗(プロフ) - 萌花さん» つまり梶井さんの裏声……確かに聞きたい！そう言ってくれてうれしいです！ありがとうございます！ (2月29日 22時) (レス) id: a73883e090 (このIDを非表示/違反報告)
萌花(プロフ) - レインさんの裏声聞いてみたいです！三斗さんのお話面白すぎます！ (2月29日 22時) (レス) @page18 id: 216ec87551 (このIDを非表示/違反報告)
三斗(プロフ) - 有栖川鳴花さん» そうです……ちゅやきーやんさんです……！！いい声…… (2月18日 8時) (レス) id: 26a9ba1825 (このIDを非表示/違反報告)
有栖川鳴花(プロフ) - あぁ…………レナトスさんちゅやですもんね……声…… (2月18日 6時) (レス) @page12 id: 4bfc268a17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三斗 | 作成日時：2024年2月11日 21時
