無個性でもヒーローになれる！２！ (ページ9)

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決勝戦は轟君対爆豪君に決まったわけだ。

爆「オイコラアホ毛。今のどーゆう意味だ」

『ん？あぁ…中学の時のクラスメイトがね前回の常闇君との試合からＤキスで悩殺を進めてくるんだよ。絶対にやりたくないでしょ』

爆「痴女かてめぇ」

『聞こえなかった？やりたくないって言ったんだけど』

爆「んなもんで気ぃ失うわけねーだろアホか」

『爆豪君が女取っ替え引っ替えして相当な場数を踏んでない限り可能性はかなりあったかな』

爆「やっぱ痴女じゃねーか‼」

『どっちかって言うと痴女の被害者だわ‼』

爆豪君にあらぬ誤解をされてしまったが、あの説明では仕方ないかもしれない…。
とりあえず“やってみろや”とか言われなくてよかった。絶対に嫌だ。

決勝戦を見るため席に戻る。

麗「Aちゃん‼おつかれさま‼」

『お茶子ちゃん…ごめんね、仇取れなかったわ』

麗「Aちゃんが頑張ってくれただけで十分‼それにあんなに粘ったなんてすごい‼」

『私も来年再来年、最後に笑うためにリベンジしないと‼』

麗「うん‼一緒に頑張ろう‼」

他の皆からもお疲れだの頑張っただの一言もらい決勝戦に集中する。

スタートの合図で轟君が一気にステージを氷結する。
出久との試合以降攻撃が単純化してる気がする。

爆豪君は爆豪君で少年漫画の主人公かって思うくらい戦う度にセンスが爆発してくる。

轟君の迷いはまだ晴れず最後の最後で炎を消してしまった。

荒れた爆豪君はミッドナイト先生により強制的に眠らされ運ばれていった。

少し轟君に話をしに行こうかな