無個性でもヒーローになれる！２！ (ページ45)

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相「…とまあそんなことがあって敵(ヴィラン)の動きを警戒し例年使わせて頂いてる合宿先を急遽キャンセル。行き先は当日まで明かさない運びとなった」

「「えーー‼」」

瀬「もう親に言っちゃってるよ」

八「故にですわね…話が誰にどう伝わっているのか学校が把握できませんもの」

確かに…しかも例年使わしてもらってるなら在校生だけでなくOB・OGからも情報は漏れるし
最近の敵は活発だし、最善策ではあるだろう。

私を挟んで勝己君と出久が会話？をしているが勝己君がなかなか酷い。骨折れろって…最後ただの願望だし…。

『ごめんね？私も骨折れるまで頑張ればよかったね』

爆「あ？」

緑「え？なんでAちゃんが？」

『だって私も死柄木と接触したもん。だから、ごめんね？捕まえられなくて。殺しはダメだし』

わざとニコニコしながら勝己君に言うと、罰が悪そうな顔しながら前に向き直っていた。

瀬「マジかよ⁉お前も？大丈夫だったのか？」

『一応？』

瀬「なんでそんな微妙な答えなんだよ」

相「あー、そうだ。三毛縞は理由は不明だが只今敵に狙われている。極力三毛縞を1人にしないように心がけるように」

「「…はーーーー⁉」」

芦「え⁉どうゆうこと⁉なんでそんな事になってんの⁉」

『昨日接触した時に近いうちに迎えに行くって言われて…』

葉「なんで⁉」

『わかんないけど…』

まだHR中なのに教室内がざわざわと騒ぎ出す。
無理もないけど皆、先生の顔見て。お願い。めっちゃ怖いから…。