無個性でもヒーローになれる！２！

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結論から言うと切島君チームと三奈ちゃんのチームが条件達成をすることができなかった。
試験結果の日その4人の顔色はすこぶる悪かった。

林間合宿はいわば強化合宿。赤点の人の方が参加して力をつける行事だから、全員で行けると思うけど…


芦「皆…土産話っひぐ 楽しみに…うう してるっ…がら！」

緑「まっまだわかんないよ どんでん返しがあるかもしれないよ…！」

瀬「緑谷 それ口にしたらなくなるパターンだ…」

上「試験で赤点取ったら林間合宿行けずに補修地獄！そして俺らは実技クリアならず！これでまだわからんのなら貴様らの偏差値は猿以下だ‼」

緑「えええ‼」

面白いから黙っておこう
4人が(主に上鳴君)荒ぶっているといつもより勢いよく扉を開け相澤先生が教室に来た。

相「予鈴がなったら席につけ。おはよう今回の期末テストだが…残念ながら赤点が出た。したがって…林間合宿は全員行きます」

芦上切砂「「どんでんがえしだあ！」」

『やっぱり』

相「筆記の方はゼロ。実技で切島・上鳴・芦戸・砂藤 あと瀬呂が赤点だ」


結果を聞いて喜ぶ4人と顔に手をあて伏せてる瀬呂君。
まぁ、クリアできてたチームだから余計に恥ずかしいだろうな。

先生お得意の合理的虚偽で予想通りの展開。
喜んでる赤点組に今まで笑ってた先生がいきなりの真顔で補修地獄を告げ、合宿のしおりを配っていく。

上げて落とすスタイルですね。




１週間の林間合宿では荷物がかなり多くなる事が安易に予想され、休みの明日、クラスで買い物に行こうと言う話になった。
勝己君や焦凍が不参加を伝えると峰田君にＫＹと言われていた。
明日は私も約束があるから無理だな

『ごめんね峰田君、ＫＹで。明日私も不参加なんだ。友達と約束があって』

峰「ひっ‼…ぜ、全然‼気にしないでください‼!」

((身体に恐怖が染み付いてやがる…))


クラスの空気が一瞬変な感じになったけどすぐに元に戻った。

蛙「ケロ…Aちゃんがいないの寂しいわね」

『皆、買い物木椰区のショッピングモールでしょ？私もそこで友達と買い物だからもしかしたら会えるかも』

葉「え？じゃぁ探すね‼」

『買い物しようよ透ちゃん』

葉「買い物もちゃんとするし‼でもAちゃんにも会いたいから探す‼」

『じゃぁ私も透ちゃん探すね。難しそうだけど』


物理的に…

さて、明日は気合いいれて見つからないようにしないと、めんどくさそうな事になりそうだから頑張らないと。

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