無個性でもヒーローになれる！２！ (ページ30)

今日:21 hit、昨日:0 hit、合計:170,908 hit

７７ページ30

期末テストまで１週間を切った６月最終週。

上「全く勉強してねー‼体育祭やら職場体験やらで全く勉強してねー‼」

常「確かに」

クラスの約半分が期末に向けての勉強が足りないらしく荒れている。
荒れてるのは2人か。
意外にも峰田君が成績上位でびっくりした。

緑「芦戸さん上鳴君！が…頑張ろうよ！やっぱ全員で林間の合宿行きたいもん！ね！」５位

飯「うむ！」３位

轟「普通に授業受けてりゃ赤点は出ねえだろ」６位

『行事がって言ってるけど、行事なくてもしてないでしょ2人』２位

上「言葉には気おつけろ‼特に三毛縞‼」

八「お二人とも座学なら私お力添え出来るかもしれません」１位

上芦「ヤオモモー‼」

2人に救いの手を差し伸べた百ちゃんの周りには他にも勉強を教えてもらいたがってる人が集まってきて嬉しそうに承諾していた。可愛いな。

八「良いデストモ‼」

切「この人徳の差よ」１６位

爆「俺もあるわてめェ教え殺したろか」４位

切「おぉ！頼む！」

私も誰かに勉強みといてもらおうかな…。
百ちゃんはもう何人か生徒持っちゃったし、あの面子だと私も教える方に回って見てもらうことは無理だろうしな。

中学から探すか。全教科満遍なくは業が1番だけど、教科別にしたらより密度高く勉強出来るだろうし。雄英レベルなら皆も範囲ないだろうし。大丈夫。

麗「Aちゃ～ん‼勉強教えて‼」13位

『いいけど…私も友達に見てもらうつもりだったから学校にいるだけでもいい？放課後も30分なら時間とれる』

麗「教えてもらう立場やから全然文句ないけどAちゃんも教えてもらう側⁉２位やんな⁉」

『確認程度に教えてもらうつもりなんだ。後はもっと簡単に理解できるため。次は１位目指すよ』

麗「ストイック‼」

『まだ上があるのにそこで慢心してちゃ強くなれないから。それは勉強もスポーツもヒーロー活動も一緒。半歩でも一歩でもいいから上に少しずつあがって出来ることを増やすの。私はたまたま他人よりペースが早いだけだよ』

麗「カッコエエ…早速今日からええかな？」

『もちろん。今日は友達にまだ約束こぎつけてないから何時までも相手するよ。なんだったら家に来てもいいし』

麗「ホンマ⁉行きたい‼よろしくお願いします‼」

嬉しそうに飛び跳ねるお茶子ちゃん。
“ありがとう”とお礼を言うと出久達のところへ行きこれまた嬉しそうに報告している。

家、綺麗にしてたかな。