無個性でもヒーローになれる！２！ (ページ28)

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翌日。教室の中が騒がしい。

『おはよー』

切「おぉ！はよ！三毛縞‼見てみろって爆豪の髪型‼」

『髪型？…あ、あー…』

爆「哀れんだ目で見てんじゃねーぞクソA‼」

『大丈夫。勝己君似合ってるよ。インチキセールスマンみたいで』

爆「おちょくっとんのかてめェ‼」

騒がしかった原因は勝己君の８：２の髪型が原因だったらしい。
怒りで爆破してもとに戻ってしまったが私は抜かりなく写真に収めたので問題ない。

こうゆうとこ業達に似てしまった気がする。

瀬「お前らってそんな仲よかったか？爆豪が普通に名前呼んでるし」

『体験中に仲良くなったんだ』

爆「仲良くねーわ‼」

本日のヒーロー基礎学は救助訓練レース。
私は第一レースだった。

オ「じゃあ初めの組は位置について! START‼」

予想はしてたけどやっぱ瀬呂君が早い。

でも出久はいつも想像を超えてくる。あれは勝己君の動きを参考にしてるんだろうな。

私も負けてらんない。こうゆう建物が密集してたりする場所は足場が多いから得意分野。
パルクールの容量でどんどん前に進む。

結果は４着。三奈ちゃんに鼻差の差で勝てた。

芦「あー‼あと、あと一歩‼いや、半歩‼」

『ギリギリ…てゆうか出久大丈夫？なかなか派手に落ちてたけど』

緑「だ、大丈夫…」

オ「1番は瀬呂少年だったが皆入学時より“個性”の使い方に幅が出来てたし三毛縞少女もより身体能力が上がってたね‼この調子で期末テストへ向け準備を始めてくれ‼」

期末テストか…筆記はまぁ大丈夫として問題は実技だな…対人戦か救助系か…入試の時みたいな対ロボ？ここの学校が自由すぎて予想がつかない。

更衣室

葉「Aちゃん筋肉やばい‼美ボディだ‼」

芦「え？割れてる？ちょ、触ってい⁉」

『いいけど…割れてるっていってもうっすらだけど』

許可を出すとワラワラと全員集まってきた。
交代制で私の腕や腹筋を触ってくる。くすぐったい。

峰「八百万のヤオヨロッパイ‼芦戸の腰つき‼葉隠の浮かぶ下着‼麗日のうららかボディ‼三毛縞のしなやかな脚の蛙吹の意外おっぱァアアア《ドックン》あああ‼」

男子更衣室から峰田君の声が聞こえてきて響香ちゃんに制裁を加えてもらった。

蛙「ありがとう響香ちゃん」

耳(ウチだけ何も言われなかったな)

峰田君はちょっと痛い目見てもらわないとかな…