無個性でもヒーローになれる！２！ (ページ11)

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あの後、大して話もする事なく控え室にただ居座っていた。
しばらくして表彰式をするというアナウンスが流れた。

『行こうか轟君』

轟「あぁ…」

2人で会場に向かう。そこにはすでに爆豪君がいた。けど…

『何あれ』

轟「？爆豪だろ」

『違う。そうじゃない。なんであんなに拘束されてるのかって意味』

轟「…暴れてるからだろうな」

『まぁ、爆豪君の気持ちもわからなくもないけど…アレはさすがに暴れすぎ』

あの隣に行きたくないなぁ…

ミ「それではこれより‼表彰式に移ります！」

爆「ん゛ん゛～～‼」

ミ「３位には三毛縞さんともう1人飯田君がいるんだけどちょっとお家の事情で早退になっちゃったのでご了承くださいな」

飯田君、どうしたんだろう

ミ「メダル授与よ‼今年メダルを贈呈するのはもちろんこの人‼」

オ「私がメダルを持って来」

ミ「我らがヒーローオールマイトォ‼」

少しぐだってしまったがNo.1ヒーローの登場に会場がわく。

オ「三毛縞少女おめでとう‼君は本当にすごいな‼君がここに立っている事は大きな意味を持つ‼今日、君は多くの人の心を救っただろう‼これから私達ともっと強くなっていこう‼君はすごいヒーローになるぞ‼」

『っ‼ありがとうございます‼』

No.1から直接言われるとこんなにも嬉しいのか…
嬉しすぎて涙が出そうだ。

引き続き轟君、爆豪君へメダルが渡され(爆豪君へは無理矢理)
またまぁグダグダな感じで体育祭は締められた。

相「お疲れっつうことで明日明後日は休校だ。プロからの指名等をこっちでまとめて休み明けに発表する。ドキドキしながらしっかり休んでおけ」

いつもなら教室に残ってしばらく話して帰る人達も今日はさすがに疲れたのか一言挨拶を交わし帰宅していった。
私も即帰宅しようとしたがやっぱり殺せんせーに報告したくて山に行くことにした。