嫌いな貴方を愛してる【時透無一郎】

六話 ページ8

やばい


やばいやばい








『ﾌｨｯｸｼｮｲｯ!』


風邪、


ひきました



『ﾊﾞﾗﾊﾞﾗｯｼｮｵｲ!(クシャミ)』


〜その頃学校〜


禰「時透君いますか！？」


無「え、どうしたの禰豆子」


禰「昨日Aと一緒に帰ってたよね…」


無「うん」


禰「Aは傘持って来てなかったらしいんだけど、時透君傘持って来てた？」


無「持って来てなかったけど…何かあった？」


禰「ほとんど毎日学校に来ているAが今日休んでます」


無「あ…だから今日朝来なかったのか」


禰「そのこと気にしなかったの？」


無「うん、別に」


禰「毎朝一緒に来てたのに？」


無「僕が一緒に行きたいわけではないし。気にすることではないと思うんだけど」


禰「最っ低！！…時透君が仮にも彼氏なら心配くらいすると思う」


無「でも禰豆子ってあの事知ってるよね」


禰「知ってるから言ってるの！心配するしないはもうどうでもいいから、お見舞いくらいは行ってほしい」


無「分かった」



禰「…ごめんね怒鳴って、失礼しました」


ガラガラ




沙夜「無一郎君、大丈夫？」


無「うん…ごめん」


男子「禰豆子ちゃん可愛かったから元気出せって」


無「君俺の好きな人知ってるでしょ…」


女子「無一郎君…バナナ食べて元気出して」←


無「バナナ美味しい…」←


男子「なんでバナナ？」









〜放課後、家〜


『ﾌﾞｪｯｼｮｯｼｮｼｮｰｲ!ｶﾙﾊﾟｯﾁｮｫｲ!あぁ〜寒ｯｼｮｲ!』


母「安静にしといてや」


『分かｯｼｮｲ!』


ピンポーン


母「あ、時透君来てくれてる」


『どっち？無？有？』


母「無の方だよ。お入り」


あ、お母さん見分けられるようになってる


無「お邪魔します」


『邪魔すんなら帰って〜』


無「お邪魔しました〜」


母「何言ってんの。早よ入りぃ」


無「お邪魔します(二回目)」


母「無一郎君もいるからちょっとだけ仕事行ってくるね」


『行ってらっしゃｲｯｸｼｮﾝ!』


無「クシャミ独特…」

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