嫌いな貴方を愛してる【時透無一郎】

十八話 ページ21

≪続いて、女子の借り物＆人競走です≫




少し泣いてすっきりしたみたいだ。


今ならどんな暴言を言われても笑っていれそうだ。


沙夜ちゃん炭治郎、禰豆子、ありがとう


禰「私たち次だね！頑張ろう！」


『おうよ！』


ﾊﾟｧﾝ


≪女子最後の走者がスタートしました！≫



ﾀﾞｯ


『あった！』


お題は何だ！？









【お蕎麦を一緒に啜りたいと思う人】





は？


『なんだよこれ！！？お蕎麦！？』


…お蕎麦か(冷静に考える人)


そうだな…




ﾀｯ





有「A？」


『ヘイかもぉん！』


有「おれ！？」


ｶﾞｼｯ




ダッ






『ｳｫｫｫｫｪｪｪｪｪｪ！！！』←




ﾌｧッ(ゴールテープを切る音)



有「っはぁ…！お前奇声上げないと一位取れないのか…？」


『うん！』(満面の笑み)




禰「A…早い…」


『お疲れ様〜』


有「ところでお題は何だったんだ？」


『えぇっとね〜』


有「？」


『【お蕎麦を一緒に啜りたいと思う人】…です。』


有「ﾝどゆこと？」


禰「ﾝなんやそれ」


『私も分かんない。けど有一郎と啜るの楽しそうじゃない？』


有「俺に聞かれても…」


禰「確かに…楽しそう！A今度二人でお蕎麦屋さん行ってみたら？お蕎麦デート！」


有「何言ってんすか…！竈門さん…///」


『あ、照れてる可愛い〜』


禰「女子より可愛いかもね」


実行委員会「お゛ぇっふん！！」


『うぉえいびっくりした〜』


実行委員会「お二方、お題見せてください」


禰「『あ…すみません』」



≪さてさて一位の山ノ内Aさん…おっと、時透有一郎さんを連れてきている…！気になるお題は…？…何これ、【お蕎麦を一緒に啜りたいと思う人】！！≫


ざわざわ…


野次「なんだそれー！！」


野次「それって両想いじゃないかー！？」


『うるせぇー！！』


有「うわ、野次に反抗する人初めて見た」


≪そして二位の竈門禰豆子さん！一緒に走って来たのは…すみません。お名前を…≫




カナヲ「あっはい…栗花落カナヲです」


≪栗花落カナヲさん！気になるお題は…？【お姉さんになってほしい人…】？竈門さん、これは姉妹のように親しいという事ですか？≫




禰「えっと、私お兄ちゃんがいるんですよ…」


≪そういう事ですか！では栗花落さんお幸せに！！≫


カナヲ「…//」ﾃﾚﾃﾚ


ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ





≪続いて三位の…≫





≪これからお昼休憩です。以上、中等部の小鉄でした。≫

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