十一話 ページ13
〜体育祭まであと2週間〜
キーンコーンカーンコーン
『あ゛〜もうマジで技術の授業嫌い!』
隣の席の人「いやそれは先生が教室から出てから言った方がいいぞ」
『いいじゃん』
隣の席の人「先生睨んできてるよ」
『良くなかったわ、殺されそう』
隣の席の人「今にも包丁持って走ってきそう」
『呪われそうな手紙送ってきそう…』
禰「そこの二人鋼鐵塚先生に失礼過ぎない?…って!本当に包丁持ってる!」
蛍「許さない…許さなぁい!俺の授業は完璧だぁぁぁ!!」ダダダッ
隣の席の人「うわぁぁぁ!!!A逃げろぉぉぉ!」
『うわぁぁぁぁぁぁ!』
鉄「少年少女達よ。鋼鐵塚先生の急所は脇です。ここを狙うのです」
『副担任の鉄穴森先生!』
鉄「やけに説明口調ですね山ノ内さん。もしかして読者様方の為の説明ですか?」
『そうですけどメタいのでやめてくださいよ…』
鉄「それはすみませんでした。それはそうと、生徒の皆さんにも説明しておきますね。
鋼鐵塚先生は擽られるとしばしぐったりしますので、困ったときは脇を狙いましょう。
ぐったりした鋼鐵塚先生は、私が職員室へ連れていきますのでご心配なく」
『ありがとうございます!』
ズリズリ…
隣の席の人「鋼鐵塚先生って意外にガッチリしてるから怖いんだよな…」
『分かる』
女子「A〜!有一郎君が読んでる〜」
『え?有一郎?』
有「よう」
『どしたん?有一郎』
有「あのな…実は聞いちゃったんだよ…」
『え?何を?もしかして私が内緒で有一郎のお餅食べたこと?』
有「あれお前だったのか!?」
『え!?じゃあ何?』
有「お前が竈門ベーカリーで炭治郎と話しているのを見て…無一郎は会計中だったから気づいてないと思うがな…お前…体育祭が終わったら本当に無一郎と別れるのか?」
『あ、それ聞かれてたんだ…うん。本当だよ』
有「じゃあ…体育祭が終わったら話したいことがあるから…俺のいるところに来てくれ。あっ!無一郎と別れた後にな!」
『え…うん』
有「…じゃあな」
『またね〜』
女子「え!?A無一郎君と別れるの!?」
『うん』
男子「有一郎もしかしてAに告白すんじゃねえか?」
『はぁ!?そんな訳ない…と思う!』
禰「何でちょっと自信なさげなの…?」
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あおい様(プロフ) - 琥珀糖君さん» クラスの奴らはもうおいらの家族です😭(?)神ですか!?あざす! (2022年12月23日 18時) (レス) id: e839ca6826 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀糖君 - クラスの奴らがいい子すぎませんか...?こんなクラスになりたいです!この作品は神ですねぇ! (2022年12月23日 17時) (レス) @page11 id: 6f9faa66b6 (このIDを非表示/違反報告)
むこぴ(プロフ) - かすたーどさん» うわぁぁ!!ありがとうございます! (2021年6月19日 13時) (レス) id: 436e6e11b7 (このIDを非表示/違反報告)
かすたーど - 不謹慎かもしれないけど、こういう話好きです! (2021年6月16日 16時) (レス) id: fb95876e3e (このIDを非表示/違反報告)
むこぴ(プロフ) - ♪kazune☆彡さん» ありがとうございます!!これからもキーボード高速カタカタ(?)を頑張りますので…!! (2021年5月23日 15時) (レス) id: 436e6e11b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおい様 | 作成日時:2021年3月12日 17時