訴 まっしゅ ページ46
「話、聞いてなかったの?
Aちゃんが壊れちゃうからダメって言ったんだけど。」
及川は少し冷たい視線を向けながらAを見下ろす。
「お前はそんな大事な話を知らんままこの戦に挑めと言うのか!」
「・・・そうだよ。
全てが・・・この戦が終わってからでもいくらでも話す時はあるでしょ。
それにこの戦前の大事な時期にAちゃんを傷つけさせたくない。」
真っすぐに、真剣な眼差しでAに話す。
そこには普段の騒がしい及川は想像できないくらいの真剣さがあった。
「でも、でも・・・!ヒクッ
お前らだけそんな大事な・・・ヒクッ知ってしまえば壊れるような・・・ヒック
そんな話・・・妾にだけ教えんと・・・ウッ
お前らだけで抱え込むようなことはさせとう無いんじゃ!!」
及川の胸ぐらを掴んで泣きながら訴えかける。
及川よりもはるかに背は小さいが今に押し倒しそうな迫力だった。
「Aちゃん・・・泣かないで・・・」
及川はAをしっかりと受け止めて頭を撫でる。
「泣かせたのは・・・ヒック誰じゃ・・・」
「俺だね(苦笑)
・・・わかった。それじゃ皆を集めて話そうか。
俺たちだけでする話じゃない。」
「うむ。わかった」
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まっしゅ(プロフ) - 紫熊さん» いつの話w (2015年1月25日 22時) (レス) id: 3e0839df3a (このIDを非表示/違反報告)
三星3(プロフ) - ありがとう!それとなぜかお気に入りの作者登録ができない・・・。 (2014年11月19日 21時) (レス) id: 024fc2aa2a (このIDを非表示/違反報告)
まっしゅ(プロフ) - 三星3さん» 下のやつ読んで笑 (2014年11月19日 21時) (レス) id: 3e0839df3a (このIDを非表示/違反報告)
まっしゅ(プロフ) - りょーかい。今電車やから家帰ったら見る! (2014年11月19日 21時) (レス) id: 3e0839df3a (このIDを非表示/違反報告)
三星3(プロフ) - ごめんやけど。アカウントつくりかえた。 (2014年11月19日 21時) (レス) id: 024fc2aa2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:漫画の秋 x他1人 | 作者ホームページ:http://twitter.com/sirayuki753
作成日時:2014年10月7日 1時