無気力な人生に残る夢 (ページ3)

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幼馴染み1「おはよ〜」
「……おはよ」

毎朝私は幼馴染みの家前まで彼女を迎えに行く。
正直朝の私はくそほどテンション低いし鬱の私丸出しだから一人で行きたい。

幼馴染み1「ごめん……Aさ………もうちょい朝はやく来れる？学校遅れるから…」

さらに厄介なことにこいつ、迎えに来てもらってる分際でもっと早く来いという。こちらはかなり遠回りで時間かけて来ているのに。いい加減幼馴染み離れしたほうがいいと思う。

「ん〜ごめんなぁ〜」

でも私はそんな本音を表情にも出さずに謝る。
一年半も朝○んだようにしている私を少しくらい心配してくれてもいいではないか……なんて思ってしまう醜い私がいる。
だけどココ最近彼女も疲れが溜まっているようで、彼女の母から聞く彼女は精神に病んでいるらしい。だから私が落ち込んでる様子など見せてやってはならぬと【普通】を装う。

「今日うちのクラス理科あんだけど〜ダルっ」
幼馴染み1「あ〜、あの先生かぁ…頑張れ…w」

時々こんな自分がアホらしくなる。

幼馴染みの前でも友達の前でも先生の前でも後輩先輩のまえでも
〘私〙はいない