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視界には見知らぬ天井。
そうだ。私、知らない人に抱きかかえられて宙を浮いて…。自分でもありえないこと言っている自覚はある。
「あ、目覚めたんやな。
ごめんな。急に抱き上げたりなんかして。」
体を起こすと私の目が覚めたことに気が付いたのかベット脇にいた彼に声をかけられた。大きな帽子にメイクをしている。男性だというのは分かるけど綺麗な人。
「危ないところを助けてくださり、ありがとうございました。」
お礼を述べ、頭を下げると目を丸くする彼。
「全く動揺しとらんやん！流石のあいつらでも最初に宙浮いたときはビビってたのに！強いなあ。
まあええか。お礼のことは気にせんくてええんよ。私が好きでやったことや。それよりもあいつらがこんな危ない目に合わせてしまって申し訳ないな。よく叱っといたから。
改めて、XYZの育ての親。かのんろっくと申します。表記すると奏音は漢字でろっくは数字の69。みんなからは奏音ってとこだけで呼ばれてます。」
「奏音さん…。宜しくお願い致します。
私は如月Aと申します。」
「Aちゃんな。よろしく。」
るすさんと同じような西の方の喋り方。
育ての親の魔法使いというのは彼のことだろう。
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陽菜(プロフ) - 死蝶さん» コメントありがとうございます。番外編も…！番外編は本編では描けなかったちょっとした小ネタ集ですが楽しんでいただけると幸いです。 (2020年5月18日 20時) (
レス) id: a3a4b2e9d4 (このIDを非表示/違反報告)
死蝶(プロフ) - 初コメ失礼しますっ！すんごい好きです！番外編も読ませて頂いてます！これからも更新楽しみにさせていただきます^^* (2020年5月17日 17時) (レス) id: 39831eb652 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽菜 | 作成日時：2020年5月11日 12時
