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「とりあえずはその子見に行こうかな。」
るんるんと部屋を出ようとする彼を慌てて引き留める。
身長としてはうらたんと変わらんくらいやから俺たち3人で囲んでしまえば身動きもとれなくなるのだけど。
「この巨人ども…。
昔は小さくてかわいかったのに。」
「いつの話してはるんですか。
そしてどっから入ってきたんですか。」
「水晶でワープしてきただけ。」
「それだけって言わんのですよ…。」
おせんせんがツッコミ疲れてる。お疲れ。
「お願いやから大人しくしとって。
まだ他のメンバーに彼女がアリスだとか、ビンが溜まっている理由とか色々話してないんよ。今日確証を得たから今後話していく予定やったの。魔法とかに慣れとる俺らはまだしも、彼女は自分がそんな特別な存在やって言われても混乱すると思うし。もうちょっと時間を頂戴。みんなが納得してくれたらちゃんと帰るから。」
自分の思いを彼にぶつける。
育ての親だからとか関係ない。
俺はこの居場所を守りたいから、メンバーに関することは第一に考えてる。
「…。
お前も成長したなあ。私にそんなこと言ってくるとは思わんかったわ。ちゃんとリーダーとしてやってるようでなにより。わかった。今日は帰る。」
俺の頭を撫でたあと彼はふっとその場から姿を消した。
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陽菜(プロフ) - 死蝶さん» コメントありがとうございます。番外編も…！番外編は本編では描けなかったちょっとした小ネタ集ですが楽しんでいただけると幸いです。 (2020年5月18日 20時) (
レス) id: a3a4b2e9d4 (このIDを非表示/違反報告)
死蝶(プロフ) - 初コメ失礼しますっ！すんごい好きです！番外編も読ませて頂いてます！これからも更新楽しみにさせていただきます^^* (2020年5月17日 17時) (レス) id: 39831eb652 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽菜 | 作成日時：2020年5月11日 12時
