信仰06 ページ8
「それにしたって結構久しぶりだね〜Aちゃん。記念撮影する？」
「アザマァァーッス」
太宰さんのカクテル持ち姿頂きました！くそ麗しい！
「太宰さんは相変わらず入水に励んでおられますか？」
「いやいやAちゃん。もう一人入水なんて古いよ時代遅れも甚だしいね」
「と言いますと？」
フッと太宰さんが笑う。か、カッケェ……。
「ずばり！一人この世を寂しく去るよりも美人との心中を私は切望している！」
「成程道ずれですね素晴らしいです！」
「だろう！さすがAちゃんだよ！」
なんか褒められたけどその道で太宰さんに褒められてもあまり嬉しくないな。けど太宰さんが嬉しそうにニコニコ笑ってるのが可愛いから何もかもどうでもよくなる。
「いやぁ、やはりAちゃんがいると賑やかで楽しいね。癒されるし」
「うーん、そうですかね？中原さんには落ち着きが無いって言われますよ」
そう言いつつあまーいチェリーカクテルをぐぃっと飲み干した。あ〜そろそろ酔いが回ってきた。すごく気持ちいい。
けどそんな私なんてつゆ知らず、太宰さんは私の言葉を聞いて「ふ〜ん」と中原さんに流し目を送る。
「こ〜んなに面白いのにそれをわざわざ潰すようなことを言うね〜。落ち着きがなくて騒がしいのがAちゃんのいいところなのに」
「ああ？」
凄くナチュラルにディスられた気がする。
けれど中原さんは何故か物凄く不機嫌になって太宰さんを睨みつけた。
「お前は最近のAを知らねぇから言えるんだろうが。前一緒にビジネスホテルに泊まった時だって落ち着きがなくて煩かったモンだ」
「……へぇえ？ホテルに一緒に泊まったのかい？」
みしり、と太宰さんのコップから嫌な音が聞こえた。
「ああ。それがどうかしたか？」
「いや別に。むさ苦しくて辛かっただろうに、Aちゃんが可哀想でね」
「てめーもどうせコイツと泊まったことぐらいあるだろーが！」
中原さんにこめかみをぐ〜っとつつかれて「うえ〜……」と変な声が出る。痛い。っていうかなんだこの状況。2人がお話してるっていう尊さが偉大過ぎるのと酔いであんまり内容が入ってこないけど取り敢えずムービー撮りたい……。
「男女が同じ部屋に泊まる訳ないだろう？そこら辺の気遣いもできないなんて上司失格だね」
「てめぇホント泣かすぞ……」
2人の間に火花が見えた辺りで探偵社の方々の方から声が飛んできた。
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FR3kb7ywsKfcSOL(プロフ) - マジでそれな(^^)b (2020年5月29日 23時) (
レス) id: e1643b3add (このIDを非表示/違反報告)
真依(プロフ) - それな( ´-ω-)σ (2018年6月2日 8時) (レス) id: 510e192a85 (このIDを非表示/違反報告)
fuwari - 私は治くんが世界一大好きなのですが...その気持ちものすごくわかります（*'‐'*) (2017年3月9日 23時) (レス) id: f502c3a9d5 (このIDを非表示/違反報告)
かなこ - 無気力感さんとは趣味が合いそうです！！ (2017年1月22日 16時) (レス) id: 6ab3ea64fe (このIDを非表示/違反報告)
無気力感(プロフ) - 無名の中二病患者さん» 書いててそれ本当思ってました(´^ω^｀)wそこはツッコまないで頂けると嬉しいです(ｏ'3')b ｼ――――!! コメントありがとうございます(*´∀｀*)ww (2016年12月23日 21時) (レス) id: a57f2ac744 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無気力感
| 作者ホームページ：
作成日時：2016年11月20日 10時
