愛されてる首領の娘はE組【文スト×暗殺教室】 (ページ13)

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探偵社での騒ぎ　壱ページ13

皆さんどうもこんにちは。谷崎潤一郎です。今、太宰さんが全然帰ってこなくて、国木田さんの胃に穴が開きそうです。そして、敦君と僕で太宰さんを探しに行けと、云われています。
ｶﾞﾁｬ
太「皆んなただいまー！」
太宰さんが女の子を抱えて帰ってきた。此の子何処かで見た事が、有る気がする。
国「太宰！何処に行っていた！」
太「何処って川だよ。其れより、鏡花ちゃんは居ない？」
敦「鏡花ちゃんなら、今、お茶を淹れてます。」
女性社員達が何か聞きたそうに、少し顔を赤く染めてワクワクしている。誰だったかな。あ！思い出した！
谷「其の子、今日僕が、乱歩さんの付き添いで、依頼帰りに落とし物を拾ってくれた子ですよ！」
太「おや、そうなのかい？＿＿＿＿ﾎﾞｿｯ」
最後が聞き取れなかった。
谷「すみません。最後なんて言いました？」
太「アァ、何でもないよ。其れより、敦君。鏡花ちゃん呼んできてくれないかな。」
敦「は、はい。分かりました。」
太「起きて、着いたよ。」
貴「ん、」ﾊﾟﾁｯ
太「おはよう！」
貴「お、おはよう？」
女の子が、目を覚ますと、吃驚した様で、挨拶をしたから動かない。と云うか、表情筋が硬いのだろうか、ギリギリ表情が読み取れるぐらいで直ぐに真顔に戻る。
貴「そろそろ下ろして。」
太「私はもう一寸このままでも佳いんだけど。」ﾆｯｺﾘ
さりげなく太宰さんが凄い事を言った気がする。
江「太宰〜。その子誰？」
太「此の子は私の恋b貴「治の友人の森翠麗です。」
イッタ！」
思いっきり、太宰さんの足を踏んで、太宰さんの言葉を遮る。森って、真逆！その時、鏡花ちゃんが出てきた。そして、翠麗さんに駆け寄る。
泉「麗姉！」ﾃﾃﾃ
貴「鏡花！元気にしてた？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
森と云う名前に社員全員が反応する。
国「お前はポートマフィアか？」
貴「はい。私はポートマフィアの首領補佐をしています。以後お見知り置きを。」ﾆｺｯ
泉「麗姉は優しい人だから、攻撃は絶対にしてこない。だから安心して。」
そうなのだろうか。皆んなまだ、警戒をしているが、少し緩める。
貴「ふふ。無理もないよ。私はポートマフィア。貴方達は武装探偵社。警戒するのは自然だ。」
その時、依頼の説明を受けていた社長が出てくる。
福「何の騒ぎだ。」
国「社長。ポートマフィアの者が来ました。」
その瞬間、翠麗さんは社長に駆け寄る。皆んなが一気に警戒を強める。だが、遅かった。社長の間合いに入ってしまった。その光景に皆んなが驚く。