こちら、関西病院小児病棟です！

神ちゃんの眠れない日 2ｰ1 ページ9

丸山side





〜深夜1時、ナースステーション〜







村「Aここにおったんか。」



A「あれー？信ちゃん何しとるん(笑)」



村「医局におってんけど、やること終わって暇やからA探しに来た。」



A「そーだったん(笑)
今日静かやんなぁ。平和〜」



丸「ほんま平和です〜
ちょーど看護師1人やったんで助かりますわ」



村「え、まるひとりなん？」



丸「はい、、ひとり体調崩して早退したんです(^^;」



村「あ〜納得納得。」








平和な会話が落ち着いてできるって、ほんま幸せ。







落ち着いて夜過ごせるってことは、みんな健康ってことやから(*´˘`*)







A「見回りいつ行く...『♪〜』あ、ナースコール」



村「平和ちゃうやん。誰？」



A「7人部屋や」








ナースコールが鳴ったんはあの賑やか7人部屋。







この時間ってことはやっぱり、、、








丸「はい丸ちゃんやで〜 どーした？」



神「来てぇ……」



丸「わかった、今行くで〜

智洋ですね、眠れへんのかな...」



A「たぶんなぁ...Aここにおるから、なんかあったら呼んで？」



村「俺も。まぁ、呼ばれへんと思うけど」



丸「りょーかいです！助かります！」








ふたりも先生いてくれるからありがたいわ〜






何かあってもすぐ助けが求められる！！







ちょっと安心しながらも、智洋のおる部屋に急ぐ。








丸「智洋〜？」



神「まるちゃんせんせ、、智くん、、眠れん...」



丸「眠れへんかぁ……消灯時間からずっと起きとった？」



神「ん……寝ようと思ってなぁ、、頑張った、、グスッ……でもっ、、涙」



丸「できるだけ頑張ってくれたんやな？
それなら泣かなくてええよ。大丈夫(^^)」(撫



神「ごめんなさっ、、グスッ…ごめんっ、、(泣)」



丸「だいじょーぶやって〜(笑)
ほら、おいで〜」








申し訳なさからか、泣いて謝り続ける智洋を、
抱き上げて落ち着かせる。






また最近眠れない日が続いてたみたいやし、、






今日はいったん、先生達のところに連れてってみようかな。







そう思って、智洋を抱っこしたまま、
先生達の待つナースステーションに戻る。

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