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大橋「 お邪魔しまーす。」


『 邪魔すんねやったら帰って〜 』


大橋「 はいよ〜、っておい!」


『 お腹痛い、かず、ツッコミ下手すぎるやん笑 』


つっこまれる方が多いねんから仕方ないやん。


『 適当に座っといて〜、テレビも勝手につけてええよ。』


Aが大阪にいた頃にも家にお邪魔したことはあるけど、
東京の家はなんかまた雰囲気が違って緊張する。


家全体、Aの匂いがする〜、幸せや〜。
部屋の空気を吸ってたら僕の大好きな甘い匂いがしてきた。


『 はい、どうぞ。…今日 ほんまに時間大丈夫やった?』


大橋「 めっちゃ美味そう!!大丈夫やで、明日も東京やから、あとはホテルで寝るだけやし。」


『 そっか、お疲れ様。』


大橋「 ありがとう。…食べてええ?」


『 食べよか笑 』


うん。やっぱ2人で食べるのが1番。


『 かず、ほんま幸せそうに食べてくれるから、作り甲斐がある。』


大橋「 毎日食べたいもんこれ!」


『 冷蔵庫にまだあるから、持って帰る?』


大橋「 いるいるいるいる。」


『 食べ過ぎたあかんよ笑 』


大橋「 わかってる〜。」


そのあと、プリンだけじゃなくて、夜ご飯まで食べれたし、ほんまに今日は幸せ。


『 まだ時間ある?』


ソファに2人並んで座ってたら、そう聞かれた。


大橋「 あるよ。」


『 もうちょっと、一緒におってほしい。』


…反則やんか、そんなん。期待してしまう。
でも、好きな子にいじわるしたくなるのはみんな一緒やん?


大橋「 どうしよっかなあ、」


『 やっぱあかんよな、ごめんな?わがまま言うて。』


やばい。泣きそうになってる。


大橋「 うそうそ!泣かんといて?僕もまだ帰りたくない思てたもん。」


『 ほんま?』


大橋「 うん。」



.



話は尽きることなかったけど、時間は無情にも過ぎていくもので。



『 …そろそろ帰らなあかんやろ?』


大橋「 あ、ほんまや。ちょうど丈くんからメール来た。」


『 丈くん部屋1人で寂しんちゃう?笑 』


大橋「 そやな、会えて嬉しかったで。プリンもいっぱいありがとう。」


『 うん、私も。』


名残惜しいけど今日はお別れ。


大橋「 A、大好き。」


『 ん、私もかずのこと大好きやよ。』


側から見れば付き合ってるみたいやろ?
距離感おかしいって周りから言われるのも最近わかってきてん。


大橋「 じゃあ、行くわ。」


『 うん、またね、みんなに宜しく。』


僕はAの家をあとにした。


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non. - みくさん» コメントありがとうございます!作者、丈くんにデレ期で。気合入れてしまいました笑 (2020年1月20日 23時) (レス) id: dd61c5edd7 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - ヤバすぎ!丈くんカッコよすぎ! (2020年1月20日 18時) (レス) id: e098bf8f94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:non. | 作成日時:2020年1月16日 21時

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