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『 おつかれさま。ちゃかちゃん、もう遅い時間やけどさ…このあと暇?』


宮「 うん暇。」


もう日付は変わってしまっていたけど、Aちゃんの質問に被せるように答える。
少し前まで大阪に住んでいたAちゃんとは、滅多に会う機会がなかったから、
Aちゃんの誘いは断ったことはなかった。


それはAちゃんが東京に引っ越してきた今でも変わらない。
暇じゃなくても時間を作る気でいるくらい、Aちゃんとの時間は特別だ。


『 ならちょっと付き合ってほしい、行きたいとこあるねん。』


宮「 いいよ、どこ行くの?」


『 んー?それはねー、秘密 』


うん、可愛い。笑った時にできるえくぼはずるい。


川「 なんか楽しそうじゃん。」


『 のえさん、嫉妬せんといてください。』


川「 何言ってるの、してないよ。楽しんでおいで?」


のえる、、頭ポンポンはだめ、女の子はそういうのに弱いんだから。
なんて、嫉妬しているのは俺の方で。



『 もちろん!…よし、じゃあ行こっか。』


と、俺の手を取るAちゃんは子供みたいに無邪気だ。

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しばらくすると、着いたのは夜の海だった。


宮「 ねぇAちゃん、」


今日だけは、独り占め、していいんだよね?


『 着いた!ん?何?』


宮「 まだ手、繋いでて。」


『 ええけど、寒い?海。来たかってん、ちゃかちゃんと。』


ちゃかちゃんの名前、海っていう漢字入ってるやん?って言うけど、
うちのグループにはあと2人カイトがいることを指摘すれば、


『 ええの。ちゃかちゃんと来たかったんやもん。』


何それ、自惚れちゃうじゃん。
Aにそんなつもりはないなんてわかってるよ、わかってるけど。


『 …待って、覚えてないん?』



覚えてない、?何を…?


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non. - みくさん» コメントありがとうございます!作者、丈くんにデレ期で。気合入れてしまいました笑 (2020年1月20日 23時) (レス) id: dd61c5edd7 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - ヤバすぎ!丈くんカッコよすぎ! (2020年1月20日 18時) (レス) id: e098bf8f94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:non. | 作成日時:2020年1月16日 21時

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