2 ページ13
.
『 おつかれさま。ちゃかちゃん、もう遅い時間やけどさ…このあと暇?』
宮「 うん暇。」
もう日付は変わってしまっていたけど、Aちゃんの質問に被せるように答える。
少し前まで大阪に住んでいたAちゃんとは、滅多に会う機会がなかったから、
Aちゃんの誘いは断ったことはなかった。
それはAちゃんが東京に引っ越してきた今でも変わらない。
暇じゃなくても時間を作る気でいるくらい、Aちゃんとの時間は特別だ。
『 ならちょっと付き合ってほしい、行きたいとこあるねん。』
宮「 いいよ、どこ行くの?」
『 んー?それはねー、秘密 』
うん、可愛い。笑った時にできるえくぼはずるい。
川「 なんか楽しそうじゃん。」
『 のえさん、嫉妬せんといてください。』
川「 何言ってるの、してないよ。楽しんでおいで?」
のえる、、頭ポンポンはだめ、女の子はそういうのに弱いんだから。
なんて、嫉妬しているのは俺の方で。
『 もちろん!…よし、じゃあ行こっか。』
と、俺の手を取るAちゃんは子供みたいに無邪気だ。
.
しばらくすると、着いたのは夜の海だった。
宮「 ねぇAちゃん、」
今日だけは、独り占め、していいんだよね?
『 着いた!ん?何?』
宮「 まだ手、繋いでて。」
『 ええけど、寒い?海。来たかってん、ちゃかちゃんと。』
ちゃかちゃんの名前、海っていう漢字入ってるやん?って言うけど、
うちのグループにはあと2人カイトがいることを指摘すれば、
『 ええの。ちゃかちゃんと来たかったんやもん。』
何それ、自惚れちゃうじゃん。
Aにそんなつもりはないなんてわかってるよ、わかってるけど。
『 …待って、覚えてないん?』
覚えてない、?何を…?
.
100人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
non. - みくさん» コメントありがとうございます!作者、丈くんにデレ期で。気合入れてしまいました笑 (2020年1月20日 23時) (レス) id: dd61c5edd7 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - ヤバすぎ!丈くんカッコよすぎ! (2020年1月20日 18時) (レス) id: e098bf8f94 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:non. | 作成日時:2020年1月16日 21時