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「め、目黒
行きたい場所とかある？」
私たちは週明けの月曜日である今日、食事へ行くことにした。
「いや、特にないです」
ずっと目黒が素っ気ない。…まぁ、当たり前か、、
「わかった。じゃあ、私が決めたとこにしよ」
「この前は本当に、ごめんなさい。私、目黒と自分の差とか、周りの目ばっか気にして、目黒の思いにも、自分の気持ちにも素直になれなかった」
気まずいままの食事は嫌だったので、お座敷について料理を注文する前に気持ちを伝えようと思った。
目黒の方をチラッと見ると、目黒も真剣な顔でこちらを見ていた。
「私、本当は目黒の方が好き。もしまだ、目黒が私を想ってくれているなら、私と付き合ってください」
あぁ。告白はいつもされたい側だったのに。まぁそんなにされたこともないんだけどさ。
「A先輩ってそういうところ意外と男らしいっすよね。告白とかって普通、男の方からしません？」
「だって、今しないと目黒がいなくなっちゃうって思って…」
テーブルを挟んで向かい合っていた目黒が立ち上がって、私の横まで来て私を横から抱きしめた。
「ほんと、ずるい。年上の余裕ってやつ？ずるいわ」
「余裕なんて、ないよ。目黒が好きなだけ」
「なんで急にそんな積極的になったの？可愛いんだけど」
「目黒が私と同じ気持ちってわかったから。好きだよ。蓮」
「あー、もう。本当ずるい」
私がずるい大人になってしまったのは、きっと彼のせい。
続く (更新停止中)
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つきみ。(プロフ) - たぴおかさん» 実は…もう一つ書いている作品がありまして、こちらを一度非公開にするか、このまま少しずつですが更新していくか悩んでいまして…結論が出ましたらこちらの方でご報告させていただきますので少々お待ちください。ご意見などありましたら気軽にコメントしてください^ ^ (2020年4月25日 1時) (
レス) id: 25b4c8778b (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか(プロフ) - 更新しないんですか？ (2020年4月23日 16時) (レス) id: 6f3eaef604 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つきみ。 | 作成日時：2020年3月24日 22時
