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「蓮！」
「好きです。Aさん。愛してるよ」
「んふふ、私も愛してる」
…
「うわぁ、！？」
なんて夢見てんだ私！！
目黒と愛を囁きあう夢だなんて…流石に欲求不満すぎだろ…
「早く会社行こう…」
昨日のあれは夢ではなく現実。私はあの目黒とキスをしてしまったのだ。
それにしても、男の人とキスをするなんて何年振り？ってぐらい久しぶりに女の自分と対面した。
彼氏なんて。ましてや結婚だなんて、もういらないって思ってたけど、心の底では欲求が溜まっていたのかも。
私ももうそろそろ女としての賞味期限が切れそうだ。
「やば、もう行かないと」
まずは目黒と上手く接することが最優先だな。
電車を降り、会社へと向かって歩いているとき、
「おー！A！昨日は目黒とお楽しみだったんだって？？」
今回の悪の根源である馬鹿、渡辺翔太と会った。
「…あんたのせいで昨日は大変だったんだから。ほんと馬鹿」
私の罵りを気にも留めてないのか意気揚々と肩を組んでくる。
「まぁまぁ、結果オーライじゃん？目黒イケメンだし。お前、ああいう王道イケメンって顔タイプじゃん？」
…間違ってないところが余計腹立たしい。
「そ、そうだけど、正直言って目黒くんは物凄いタイプよ。それはもう顔から中身までドンピシャ。
だけど！だけど…！私がもう5年若くて会社関係の人じゃなかったら…！！」
「あー、お前前の彼氏がもろ会社関係のあいつだもんな」
「うん」
「ま、目黒はタイプってことだもんな？」
なんでこんなにも目黒を推してくるんだろう、翔太は。
「そうだって。何なの今日の翔太？」
「良かったなー目黒。お前のことタイプだってよ」
何を言い出したんだこいつは…と思っていると、一番会いにくかった彼がいた。
「め、目黒くん…」
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つきみ。(プロフ) - たぴおかさん» 実は…もう一つ書いている作品がありまして、こちらを一度非公開にするか、このまま少しずつですが更新していくか悩んでいまして…結論が出ましたらこちらの方でご報告させていただきますので少々お待ちください。ご意見などありましたら気軽にコメントしてください^ ^ (2020年4月25日 1時) (
レス) id: 25b4c8778b (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか(プロフ) - 更新しないんですか？ (2020年4月23日 16時) (レス) id: 6f3eaef604 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つきみ。 | 作成日時：2020年3月24日 22時
