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真夜中の公園のベンチを
月明かりが照らしていた。
私はそのベンチに腰掛ける。
『……っ』
考えたくないのに数時間前の事を思い出してしまう。
_____
『話って何？』
「…別れてほしい」
いきなり切り出された別れ話。
『な、んで』
付き合ってから早1年。
明るくて優しくて、どことなく甘え上手な彼。
私の中では上手く行っていたはずだった。
「いや、」
中々理由を話さなかったけど、
私にはそんな事分かってしまった。
「他に付き合ってる子がいるんだ」
私は浮気されていたって事だ。
大好きな彼がもうどうでもよくなった気がした。
いや、ただの強がりかも知れない。
『わかった、今までありがと』
私はそう言い残し、その場を後にした。
_____
『どうするかなぁ…』
彼の前では…
いや、元彼の前では
幻滅の余り涙すら出なかったのに、
今となっては涙を抑えることは不可能みたいだ。
やっと見つけたと思った未来のパートナー。
先月同居し出して、家は彼が持ってったから帰る家すらない。
??「お姉さん、大丈夫？」
こんな時にナンパかよって思ったら、そうじゃなかったみたい。
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ふうか(プロフ) - つくしさん» ありがとうございます!!相変わらず亀ぎみの更新ですが…頑張ります(;_;) (2020年5月18日 9時) (
レス) id: 7897182f2d (このIDを非表示/違反報告)
つくし - 更新お疲れさまです！！ふっかさん、めちゃくちゃ格好いいです！これからもたのしみにしています！ (2020年5月17日 20時) (レス) id: 4478bbb3e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふうか | 作成日時：2020年5月4日 23時
