我君を愛す

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向「ふっかさんと一緒に住むの大変やない？」



悪気があってそう言った訳じゃないんだろうけど、。





当たり前じゃん、大変だよ。

私だけずっとドキドキして、かと思ったら彼女いるんだもん。




『ごめん、なさっ…！』




なんて考えてたら我慢してた涙が溢れてきて、2人に申し訳なくなる。



向「えぇ、ごめん！俺のこと嫌いやった！？どうしよう佐久間くん、」


佐「Aちゃん…」



背中をさすってくれる佐久間くんの手が今の私には心地よかった。









佐「落ち着いた？」

『はい』




あれからずっと、そばにいてくれた2人。


向「よかった、ほんまごめんな」




向井くんはずっとあわあわしてて、なんなら私より泣きそうだった。




佐「ほら、送ってく」



そう言って私のペースに合わせて歩いてくれる2人の優しさに救われる。



『ありがとうございます』




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