・何かちっちゃくね？�� ページ11
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『お菓子？』
爆「だから俺ァ持ってねぇよ」
『じゃー何で甘い？良い匂いする』
爆「俺ン個性だよ」
『甘い匂いする個性？』
爆「ちっげぇ！」
何だよ”甘い匂いのする個性”って
『じゃー個性なに？』
爆「爆破だ」
『ばくは？』
爆「あー…掌から出た汗を爆発させんだよ」
爆豪はガシガシと頭を掻きながらそう答える
『じゃあ汗かいたら爆発する？』
爆「勢いが強くなる」
『汗かかなかったらどうなる？』
爆「勢いが弱くなる」
『じゃあ冬弱い？』
爆「夏よりはな」
本当によく喋る３歳児だ
うーん…とチビ麗は少し考え込んだ
そして、
『ばくは見たい！今ここでばくはして！』
爆「はァ！？」
爆豪の個性が見たいと騒ぎ立て、爆豪を椅子から立たせた
爆「こんなトコでやったら危ねェだろうが！！」
『汗かかなかったらばくは強くないんでしょ？お部屋寒くしたら汗かかない！』
上「こいつ今ほんとに３歳児かよ」
３歳児とは思えない発想に、爆豪は固まる
そしてチビ麗は爆豪のズボンを掴み、爆豪は必死にズボンが下がらないように押さえた
『やってやって！ばくはやって！！見たい！』
爆「〜〜〜っわぁった！！わぁったから俺のズボン下ろそうとすんじゃねェ！！」
爆豪が苦渋の決断でそう叫ぶと、チビ麗は「やったー！」と飛び跳ねて喜んだ
爆「じゃあ外行くぞ。ここじゃ危ねェからな」
『やったー！！』
爆豪はチビ麗の手を繋ぎながら寮の外へと出た
爆「見せてやるけど、その代わりに約束な。俺が良いって言うまで絶対ェそっから動くんじゃねェぞ」
『私”世界一偉い子”だから約束できるもん！』
爆豪はチビ麗を、備え付けのベンチに座らせてから離れる
爆「しっかり見とけよ」
寮の中からクラスの奴ら殆どが、その様子を見ている
爆豪は左手で右手首を支えながら右腕を天高く突き出し、膝を軽く曲げる
次の瞬間、BOOM！！と大きな爆発音が鳴り響いた
『わぁぁ！！すごいすごい！！ほんとに爆発した！！』
爆「ハッ」
空にもくもくと浮かぶ黒煙
さっきのは、爆豪の最大火力の数歩手前の威力だった
爆「どーだ、すげぇだろ」
『すごい！！私もはやく個性でないかな〜！』
チビ麗は、地面に届いていない足をプラプラと動かしながらそういった
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hina(プロフ) - リクエストありがとうございました！！やっぱりふらんそわ。さんは天才ですね！ありがとうございます！ (12月3日 16時) (
レス) @page23 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
ぬぁぁ(プロフ) - 単元テスト？頑張ってください！応援してます！ (11月21日 22時) (レス) id: 42c66d9d47 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 頑張ってください！地球が揺れるぐらいの大声で応援します！！！ (11月20日 23時) (レス) @page17 id: 9425f0e88a (このIDを非表示/違反報告)
ふらんそわ。(プロフ) - hinaさん» どうなるんやろ…書いてみます！ (11月19日 13時) (レス) id: e7dd3c37cb (このIDを非表示/違反報告)
?nadE(プロフ) - 続編おめでとうございます!番外編１でさせていただいたリクエストを書いて下さり，嬉しすぎて布団の中で「ﾋｷﾞｬｯ」と奇声をあげちゃいました．．．。文章は全く書けないのに妄想はめっちゃ捗ってるので，良ければまたリクエストをさせて下さい😊 (11月18日 22時) (レス) @page8 id: 70240c49c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらんそわ。 | 作成日時：2023年11月17日 23時
