・何か手爆発したんだけど�� ページ31
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麗は何度も爆破で男との距離を離しながら走って行く
雄英高校から一番近いコンビニ…と言っても皆の思うような距離にあるわけではない
両腕がズキズキ痛みだし、体力も限界に近づいていく
それは女児を抱えている爆豪も同じで、酷く息を乱している
冬の冷たい空気が肺を刺激する
生憎スマホは寮へ置いてきた
『クッソ…！！このジジィ…っ…！体力バケモンかよ……！！』
離しても離しても近づくその距離に麗は歯を食いしばる
流石に全速力で走り続けるのは麗でも無理だそうで、段々と足が動かなくなる
『どわっ…！！』
爆「バッカてめェ…！！」
思わず小石に躓いてしまい、派手に転んだ麗
一度止まった足はそう簡単には動いてくれず、すぐ後ろには男が迫っている
『クソッ…！！』
ズキズキと痛む両手を男に向かって伸ばした時だった
『ッ爆豪！！』
爆「わーっとる！！」
それには爆豪も気づいていたらしく目隠しを外していた
かなりタイミングの良すぎる個性解除に麗の口角は思わず上がる
男が振り上げた腕は、麗の寸前で止まった
「んだコレ…！？」
『あんた、馬鹿だな。私らの存在を知っておいて私らの個性知らねぇなんて』
「てめぇ…！！個性複数持ちか…！！！」
『ちげーよばーか！！』
麗は何とか立ち上がって爆豪の腕から女児を受け取る
『いったれ爆豪！！』
爆「死ィィねぇぇぇ！！！」
長い距離を走ったことにより、体の温まった爆豪の爆発はいつもより威力が大きい
BOOM！！と大きな爆発音が鳴り響き、黒煙が視界を塞ぐ
煙が張れると、そこには少し焦げ焦げになった男が倒れていた
『死んだ？』
爆「ぶっ殺した」
麗は酷く息を乱してゲホゲホと咳き込みながら男を見る
死んではいないが失神しているらしい
その姿はかなーーり滑稽
『つっっっかれた………』
麗はあまりの疲労感に地面に寝転がった
『…個性、戻ってよかったな』
爆「まァな。それより早く立て、このガキンチョとくそジジィ学校に連れていくぞ」
『待って』
爆「ンだよ」
『立てねェ』
麗は寝転がりながらそういった
『足、動かん。あとふつーに頭痛ェ』
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ぬぁぁ(プロフ) - ふらんそわ。さん» はい！ﾊｯ��(ﾟДﾟ)ぞ、続編を書いてくださるかもなんですか！？ﾔｯﾀｰ♪───Ｏ（≧∇≦）Ｏ────♪ (11月13日 20時) (
レス) id: 42c66d9d47 (このIDを非表示/違反報告)
ふらんそわ。(プロフ) - ぬぁぁさん» 分かりました！！ワンチャン続編に書くかもです！少々お待ち下さい！ (11月13日 19時) (レス) id: e7dd3c37cb (このIDを非表示/違反報告)
ぬぁぁ(プロフ) - ふらんそわ。さん» ありがとうございます！では、個性事故で幼児化した麗ちゃんが、お茶子ちゃんと爆豪と手を繋いでにっこにこなのがみたいです！ (11月13日 18時) (レス) id: 42c66d9d47 (このIDを非表示/違反報告)
?nadE(プロフ) - 有難うございます!これで学校頑張れますーーー (11月13日 13時) (レス) id: 70240c49c4 (このIDを非表示/違反報告)
ふらんそわ。(プロフ) - ?nadEさん» 分かりました！！頑張ります！！ (11月13日 8時) (レス) id: e7dd3c37cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらんそわ。 | 作成日時：2023年11月6日 18時
