～A RA SHI～OHNO.智～むかえに行くよ～Part2 (ページ18)

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＊雨雲ページ18

お気に入りの店に着いて

スタンドに居る店長と目が合う

『おっ？…久しぶり～っ♪…あれっ？…珍し…』

俺がペコッて頭を下げたらAも頭を下げた

智『…ぉ久しぶり～す…いつもの…ん？…俺これ…２つでいぃ？…なっ…なんすか～？』

注文してたら

Aが俺のダウンの肘の辺りをツンツン引っ張る

首を傾げたから注文した商品を

メニュー表で指差すと俺の顔を見てニコッと笑った

それで合わせて注文したら俺とAの様子を

店長がニヤニヤ笑いながら交互に見てる

恥ずかしくて咄嗟に鼻を弄りながら顔を隠した

『…べっつにぃ～っ♪…今日、雨降んなくて良かったね？…お～ちゃん、雨男だろ？』

智『…ん…でも仕事ん時の話だから…プライベートはあんま雨、降んないんだよね…』

『…そりゃ、こんだけ可愛い子、連れてりゃ、雨雲も逃げ出すわなぁ…』

店長の台詞に今度はAが顔を真っ赤にする

貴『…あっ…ありがとうございます…』

小さな声で答えると俺の背中に隠れたから

店長と２人で笑ってしまった

『…ほいっ！…お待たせっ…楽しんで来いよ？』

店長の台詞にニヤッと笑ってスタンドを後にした