～A RA SHI～OHNO.智～むかえに行くよ～Part2 (ページ14)

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＊態度ページ14

貴『あっ！…今日って歩行者天国なんだねっ？…大道芸祭り？…あ～ぁ…だからピエロが居るんだ～…ねっ？お～ちゃんっ♪…ねっ？』

弾んだ声で捲し立てる様に喋るAを初めて見て

ホントにビックリする

智『うん…凄いね？』

貴『ねっ？…凄いねっ♪』

だけどAの仕草から今

Aがどれだけリラックスしてるか伝わって来る

何か見つける度に俺のダウンの肘の辺りを掴んで

ツンツン引っ張っり指を差しては俺を見上げる

Aが俺に素を見せてくれてるのがよく解って

素直に嬉しかった

暫く２人で大道芸を眺めた

パントマイムのオーバーリアクションで笑ったり

火を使ったお手玉や玉乗りに歓声を上げたり

ブレイクダンスの群舞に拍手したり

凄い技を見る度に隣に居る俺を見上げて

「凄いねっ？」って目を見開いて呟くA

無邪気なAの態度に俺も寛いだ気分になった

『…おじさ～んっ！…これ作って～♪』

風船で動物を作るアーティストに

子供達が群がってる

３歳位の男の子の声にAが突然、足を止める

智『…？…どした？』

Aは口元だけ微笑んで首を横に振った