【鬼滅の刃】春柱の弟達は天使で悪魔。【時透兄弟】【短編集】

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【NO side】

無一郎と母がA達の忘れ物に気づいたのは二人が出ていって少したった頃であった。

ときとう むいちろう
「どうしよ、にいしゃんもねえしゃんもこまってうかな？」

時透母
「きっとこまってるわねぇ…かばんがないと買うものもわからないかもしれないし、お財布もないから何も買えないもの」

ときとう むいちろう
「とりにかえってくりゅかな？」

時透母
「そうね…でもそれからもう一回行くんじゃお夕飯に間に合わないわ…。

ねぇ、無一郎。Aと有一郎のところに鞄を持っていってあげてくれない？」

ときとう むいちろう
「…や」

時透母
「そう…困ったなぁ、このままじゃAも有一郎も困るだろうなぁ」

ときとう むいちろう
「…」

時透母
「お夕飯が遅れたら父さんもがっかりしちゃうかも。折角のお誕生日なのに」

ときとう むいちろう
「…うぅ〜…でもやだもん…ぼく、もういかにゃいもん…」

時透母
「無一郎が行ってくれたら母さん助かるんだけどなぁ。

Aと有一郎だって助かるだろうし、父さんもきっと褒めてくれるわ」

ときとう むいちろう
「…う〜…」

無一郎は膝をかかえてころころと床を何度か転がった。

…そして

ときとう むいちろう
「…いく…」

時透母
「あら、行ってくれるの？」

ときとう むいちろう
「うん、だってねえしゃんたち、こまってうんだもん。ぼく、もうみっつだからちゃんといけるんだもん！」

時透母
「そうねぇ、それじゃ、行ってきてくれる？」

ときとう むいちろう
「うん！おかしゃん、いってきましゅ！」

そういい無一郎はかばんをもって駆け出した。

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帰って参りました！

これからも何卒よろしくおねがいします。

あぁハロウィンネタ進まない…()

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