＊蟲柱には敵わない ページ7
「イヤーーーッッッッ注射ヤダアアァアァァァ！！！！！！！！」
「うるさいですよ、口閉じてくれません？それとも針であなたの唇を貫いて無理矢理閉じてあげましょうか？」
「ん"ーん"！！！！ん"ん"ん"〜〜〜！！！！！」
「はいはい大人しくしましょうね〜。」
私A！今鬼畜柱に殺されかけてるの！
じゃないんだよ！！！！！！！(全ギレ)
私基本的にしのぶさんからの加虐は大好きだしなんなら拷問もされてみたいの！！！！！！
けれど注射は！！！注射だけはホンッット〜〜〜〜に無理！！！！！！！！
つーかなんで任務から帰ってきて早々注射なんだよキレるぞ(キレてる)
とかなんとか思いつつ喚いてたら手のひらでお口チャック(物理)されました。ご褒美。
「動くと余計痛くなりますよ、なにか言い残すことはあります？」
「私しのぶさん大好きだし愛してるけど、注射するときのその愉悦に満ちた顔だけはマジで大ッッ嫌い」
「あら、そうですか。私はもともとAさんが嫌いなので痛くも痒くもないですね。」
「嫌い〜〜〜〜！！！！！そういうとこだかんな〜〜〜〜〜！！！！！！みんなしのぶさんのこと上品上品言うのに私の前でだけそういう風なの嫌い〜〜〜〜〜〜〜！！！！！！！！」
「…ふふ、注射の針は太めにしておいて良かったです。」
「ごめんなさい許してマジで許して頼むから本当に」
…そんな私の願いも空しく、しのぶさんがそっと肌に針の先端を添えた。
「あまり見ない方がいいですよ、見ているとかえって意識してしまいますから。」
じくん、と腕に微かな痛みがはしる。
「っんく……ぅ………ぁ、んっ、ゃ、ぃ、たいぃ………ね、ぉねがい…は、やく、ぬぃて………！」
いつもの痛みではあるけど、いや、いつもより痛い気がする。
この前まで大声出して痛み掻き消してたからかな、静かにしてるとめちゃくちゃ痛いんだけど。
じんじんと止まない痛みに思考を蝕まれつつ、しのぶさんが全く喋らないことに気づいた。
おかしいな、いつもならあの手この手で煽ってくるはずなのに……
「＿はい、終わりました。もう大丈夫ですから早く行ってください。」
「んん？……なんかいつにも増して声低くない？私いつもより静かにして抑えたつもりなんだけど…」
「今度からは抑えなくていいです。…毎度あんな声を出されては困りますから。」
しのぶさんの耳がほんのり赤かった、気がした。
「何見てるんです？」
「やめて注射器向けないで！！」
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ころころ - ゆるふわですやん！ 知ってるんですか！ (2019年10月4日 20時) (
レス) id: 327fdb2cac (このIDを非表示/違反報告)
ネロ - こんのなんでも屋さん» コメントありがとうございます〜ッッ！！！わりと皆さんに気付いてもらえて内心同志を見つけられたようで嬉しいです！！ (2019年10月3日 17時) (レス) id: 647675a819 (このIDを非表示/違反報告)
こんのなんでも屋 - あーっあーっしぬかとおもった！しぬかとおもった！ってどっかで聞いた事あると思ったらぴーまるちゃんとこのうさぎさんw (2019年10月2日 19時) (レス) id: 8cb1996207 (このIDを非表示/違反報告)
ネロ - ゆきさん» わーコメントありがとうございます！！！続きます！！続編行きます！！体調管理にも気を配りつつ頑張っていきますー！！ (2019年10月2日 7時) (レス) id: 647675a819 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 一瞬最終回かと思ってめっちゃびっくりしたけど、続くの文字を見てとりあえず一安心。この作品は今まで見てきた中で一番好きです。これからも投稿楽しみに待ってます。無理をせず頑張ってください。 (2019年10月1日 21時) (レス) id: fbbd62be54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネロ | 作成日時：2019年9月8日 15時
