【鬼滅の刃】変人柱は黙れない

＊風柱は休めない ページ28

「ん〜〜〜不死川さんとこうして一緒にいられる日がくるとは思いもよらなんだ！！このみたらし団子おいしいよ食べる？？」

「黙って食え」

「相変わらず辛辣だなあもうっ！！好きだけど♡♡」


私A、人生最大の僥幸である。

不死川さんと一緒にお出掛けできる世界線って存在したんだね〜〜！！！好き。


「でも私なんかと出かけてくれる〜ってことは…やっぱり不死川さんって私に気があるんじゃない！？そうでしょ！！ね！！ね！？」

「ンな訳あるか」

「え〜〜〜絶対私のこと好きだって〜〜〜〜！！！！」


隣に座っている不死川さんの肩に頭を押し付けながらウザ絡みする今日この頃。

相変わらず不死川さんいい声だなあ…落ち着くからすき。

いや落ち着きはしないな、すけべすぎて興奮しちゃうな。

不死川さん全体的にすけべだから！！存在がすけべ！！

胸板さらけ出してんのがたまんないんだよな触りたい……


「なに見てやがんだァ」

「い〜や？？相変わらずすけ……素敵な傷だなって思って！！」


そう言って腕の傷をつつーっと撫でる。

＿すると、不死川さんはバッと触れられた箇所を抑えて、顔を真っ赤にしていた。


「…………………えっ」

「おいテメェ今何しやがッ…〜〜！！」


胸の傷に触れれば今度は色っぽい吐息もついてきた。

………………えっ？？？(思考停止)

まってそれはいくらなんでも私に響きすぎないか？？？

いやいやいやいやあまりにも私に効くって…殺す気なの？？


「むり〜〜〜！！可愛いが過ぎるんだけど！！！」

「ッとに何なんだテメェはよォ……！」

「不死川さんが可愛くて意地悪しちゃっただけなの♡ゆるして♡」


赤い顔を見せないようにそっぽを向く不死川さん。

分かっちゃうんだよな！！耳赤いもん分かっちゃうんだよな！！！

いやほんとすけべすぎて許されざるなんだけど！！！！この助平柱め！！！！

口角が上がるのを必死に堪えながらお団子を頬張った。


「ねぇほっぺたにあんこついちゃった！！とって！！」

「気安く触んなテメェッ！！」

「わ〜あからさまに警戒されてんじゃ〜ん」


またボディタッチしようとしたら流石に今度は避けられた。

ですよね！！まあ柱だし！！(？)


「つーかなんで傷触られただけで感じてんの？？？あっそうか！！もしかしてそこだけ感度高いとか痛゛ッッッ！！！」


公衆の面前だからか知らんけどまた刀の鞘で自主規制(物理)されました。どうして私なんにもしてない…(しらばっくれ)

＊伊之助は眠れない→←＊変人柱は慣れてない　参

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す