*恋柱は油断ならない ページ13
「わーっ!!なにこれ!!おいしい!!あまくっておいしいよ蜜璃ちゃん!!」
「そうでしょ?パンケーキっていうの!西洋のお菓子で、バターと蜂蜜を乗っけて食べるととってもおいしいのよ!!」
私は今、これが天にも昇るってことかと幸せを噛み締めている。
なぜかって!?!?久々のデートだからだよ!!!
このパンケーキっていうやつがとにかくおいしい!!
洋菓子ってのがこんなにおいしいとは知らなかったなあ…
「私洒落てる流行りものにはてんで疎いからな〜〜〜!!今日は連れてきてくれてありがと!蜜璃ちゃんだいすき♡」
「はわ…♡わ、私もAちゃんがだいすきよ…!!」
きゅんきゅん♡♡という効果音がつきそうなくらいときめいている蜜璃ちゃん、これを可愛いと言わずしてなんと言うのだろう。
可愛い!!!まさにその一言に尽きる!!!!
「愛い…今日は一段と愛いが過ぎるぞ蜜璃ちゃん……」
「え!?そうかしら、そう見えるかしら…♡実はね、今日はAちゃんのために気合い入れておめかししてきたの!やっぱり分かっちゃうものなのね…!」
「ハ???何それきいてないよ愛いパワー全開なんだけど…」
「ういぱわー…?」
「ん〜〜〜とにかく愛が爆発しそうってこと!!あんまり気にしなくていいよすき♡」
そっかぁ私のためにおめかしか〜〜!!
可愛いがすぎるだろ抱いちゃうぞ♡
今すぐにでも抱きしめたくなったが、こんな洒落た空間でそんなことはできまいとぐっと抑え込む。
それにしても、私より倍の速さでパンケーキを頬張る蜜璃ちゃんはとってもかわいい。
あっ今おかわり頼んだ。まだ食べるの??かわいいね♡
「あ、Aちゃん、ほっぺたに蜂蜜がついてるわ!」
「マ!?どこどこ!?」
「ちょっと待ってね、今とってあげるから…!」
蜜璃ちゃんは私の頬にそっと手を添えると、
−ちゅっと音をたてて私の口もとに接吻を落とした。
「……〜〜〜ッッッ!?!?♡♡♡」
「あ、あれ…!?やだ私ったら何してるのかしら、恥ずかしいわ恥ずかしいわ…!!」
荒れ狂う私の気持ちと同様に状況がつかめていないような蜜璃ちゃん。
あの、今のはちょっとヤバかったな。ギュンってきた。ギュンって。
きゅんきゅん♡どころの騒ぎじゃないの、ギュン!!!!!(迫真)って。
「ごっ、ごめんなさい!ほんとは指でとろうと思ったのに、Aちゃんのほっぺたがとっても柔らかかったからつい…!!」
「うーん好き♡」
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ころころ - ゆるふわですやん! 知ってるんですか! (2019年10月4日 20時) (レス) id: 327fdb2cac (このIDを非表示/違反報告)
ネロ - こんのなんでも屋さん» コメントありがとうございます〜ッッ!!!わりと皆さんに気付いてもらえて内心同志を見つけられたようで嬉しいです!! (2019年10月3日 17時) (レス) id: 647675a819 (このIDを非表示/違反報告)
こんのなんでも屋 - あーっあーっしぬかとおもった!しぬかとおもった!ってどっかで聞いた事あると思ったらぴーまるちゃんとこのうさぎさんw (2019年10月2日 19時) (レス) id: 8cb1996207 (このIDを非表示/違反報告)
ネロ - ゆきさん» わーコメントありがとうございます!!!続きます!!続編行きます!!体調管理にも気を配りつつ頑張っていきますー!! (2019年10月2日 7時) (レス) id: 647675a819 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 一瞬最終回かと思ってめっちゃびっくりしたけど、続くの文字を見てとりあえず一安心。この作品は今まで見てきた中で一番好きです。これからも投稿楽しみに待ってます。無理をせず頑張ってください。 (2019年10月1日 21時) (レス) id: fbbd62be54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネロ | 作成日時:2019年9月8日 15時