【鬼滅の刃】変人柱は黙れない

＊炭治郎は断れない ページ4

「わぁ！！貴方が竃門炭治郎くん！？あの不死川さんに頭突きをブチかましたっていう！？う〜〜ん聞いてた通りの可愛い子……♡♡私も頭突きされたいなぁッ………♡」

「ッ、A…さん……！！乳房が当たッ…！！」

「は〜〜いいんだよそんなもん無いと見なしたって……蜜璃ちゃんの方がバインバインじゃん……？？いやぁそれにしてもこの抱き心地！ずぅ〜〜っと抱いてられる…♡」


私が今現在進行形で抱きついている少年、竈門炭治郎くん。

なんでも諸事情で一度処罰されかけたらしいが、その時私はこれまた諸事情で場に居合わせることができなかったのだ。

しかしこんなに可愛い子だとは思わなかった…！！

とかいろいろ思いつつひたすら炭治郎くんを抱き締めている。


「えへへへへ年下くんの匂い久々に嗅いだぁ…♡♡むいむいは嗅ぐどころか近づくことすら許されなかったからなぁ…」


我ながら初対面の子にここまでガンガンいける人いないと思う。

ちなみに当の本人といえば、赤面したまま固まってます。かわいい。


「それにしても炭治郎くんは顔がいいねぇ！！顔真っ赤なところもすっごくかわいいぃ…♡やっぱり年下っていいなぁあ……んぁ〜〜今のうちに匂いいっぱい吸っとこ！！そんで覚えよう！！」

「覚ッ……！？ぁ、ちょ、Aさん！！止まって！一旦止まってください！！！」


一方的に頭をぐりぐり押し付けていたが、せめて訴えくらいは聞いてあげようと顔をあげる。まぁ断られてもやるけど。

だって久しぶりに食いつけた年下っ子なんだもん逃がせるわけないでしょ♡♡♡♡♡


「〜〜〜ッあの！！嫁入り前の女の子がそういうことしちゃいけません！！！」

「＿えッ抱く」


おっといけない心の声がそのまま出てしまった。

えっいや、え？？？いや前からいろいろと勇気やら気迫があって面白い子だってのは聞いてたよ。なんでもあの不死川さんや小芭内さんに頭突き申し込んだり、不死川さんに至っては柱やめろとまで言えるくらいの怖いもの知らずだって。でも、


「こんなに可愛いとか聞いてないんだけどォッッッッ！！！！！！！」


再び思いっきり顔を埋める私に炭治郎くんが「落ち着いてください！！！」って言ってるけどもう何されても可愛さしか感じない。

だって私のこと女の子扱いしてくれた上にお母さんみたいなお叱りとかもう惚れるしかないでしょぉおお！？！？！？！？！？！？


この後しのぶさんに見つかって手刀落とされてお持ち帰り♡されました。

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