第33話 冷静なつっこみ ページ38
*
伊「何のつもりだ?冨岡…」
冨「……」
貴「伊黒さん、落ち着いてください
2人は同門の出なんですから庇う理由は十分にあるでしょう?」
伊「ふん…」
先程まで炭治郎くんを押さえつけいた伊黒さんの腕を掴み、彼を助けた冨岡さん。
伊黒さんは掴まれた腕を乱暴に払い、冨岡さんを睨んだ。
益々2人の仲が険悪に…仲良くしましょう…?
産「炭治郎
それでもまだ禰豆子のことを快く思わない者もいるだろう」
これから炭治郎くんと禰豆子ちゃんが鬼殺隊として戦えることを証明しなければならない。
十二鬼月を倒せば炭治郎くんの言葉の重みが変わり、皆も認めてくれるだろうとお館様は炭治郎くんに向けて言った。
炭「俺は…俺と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します!!
俺と禰豆子が必ず!!
悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう!!」
産「今の炭治郎にはできないから
まず十二鬼月を倒そうね」
貴「ふっ、ふふ…」
無「? Aさん…?」
貴「ごめんなさい…」
笑っちゃ駄目。駄目なのに笑いが漏れてしまった。
さっき蜜璃ちゃんのこと注意したのに今度は私が笑っちゃったよ…すみません……
産「鬼殺隊の柱たちは当然抜きん出た才能がある
血を吐くような鍛錬で自らを叩き上げて視線をくぐり、十二鬼月をも倒している
だからこそ柱は尊敬され優遇されるんだよ
炭治郎も口の利き方には気をつけるように」
炭「は…はい」
産「それから実弥、小芭内
あまり下の子に意地悪をしないこと」
伊「……御意」
不「御意…」
伊黒さんは納得してない様子の御意だなぁ。
これから先も炭治郎くんに意地悪しそうな気がする。ネチネチ根に持つもの。
不死川さんは禰豆子ちゃんが絶対に襲いかかってくると確信していたのに、触りもしなかったことに余程ショックを受けているのか放心状態。
負けた気分にでもなっているのだろうか。
産「炭治郎の話はこれで終わり
下がっていいよ
そろそろ柱合会議を始めようか」
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鬼滅大好きもち - 中学一年の私自身むいくんが最推しなのでこの小説を読んでると心がホワホワします。むいくんと恋仲が私的に思ってないので師範面から過ごす話の小説を探していてやっとお気に入りの小説に出会うことができました!とてもいい作品を作っていただきありがとうございます! (2019年12月27日 10時) (レス) id: 08fa144c19 (このIDを非表示/違反報告)
カオリ(プロフ) - 鬼滅隊じゃなくて鬼殺隊ではないでしょうか?間違いだったらごめんなさい。 (2019年11月17日 18時) (レス) id: f2976f8dda (このIDを非表示/違反報告)
時紀(プロフ) - 岬さん» ひぇ…恐縮です……私も岬さんから温かいコメントをいただけてキュンキュンが止まりません…ありがとうございます…… (2019年9月2日 15時) (レス) id: efc0380dc7 (このIDを非表示/違反報告)
岬 - わぁ……閑話めっちゃ……もう……囁かに甘くてキュンとしてしまいます……むいくんが柱になってからは、夢主さんに甘える機会が少なくなったように見えますし、こんなふうに甘えてるのを見るとキュンキュンが止まりません……ほんとに時紀さんの小説で、生きてます…… (2019年9月1日 21時) (レス) id: 7d9b2a2f36 (このIDを非表示/違反報告)
時紀(プロフ) - 李詩さん» 無一郎くん喋りましたねぇ、動きましたねぇ、かぁいかったですねぇ。作者もとっても幸せです。一緒にキュンキュンしましょう……! (2019年9月1日 0時) (レス) id: efc0380dc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あたた | 作成日時:2019年7月23日 23時