玖 ページ12
柱の日々は忙しい。
朝早く起き、担当地域を見守り、夜に鬼が出たら殺す。
担当地域から離れた所へ行くことだっていつものこと。
堅気の人間や下の階級の者を守るために
常に誇り高く、夜を駆ける。
『お〜藤が咲いてるね、曙』
曙「カァーッ!ココニ鬼ガ来ル訳ナイダロ!サッサトイケー!」
『はいはい、ごめんなさいね』
落ち着いて花を愛でる時間もない。
無一郎過労で倒れてないかな
『さて、行きますか!』
角を曲がろうとしたら、
?「えっ」
『わっ』
どんっ
人にぶつかる今日この頃。←
『って、大丈夫ですk……あれ?』
炭「あっ、Aちゃん!」
年上の後輩、炭治郎くんだった
炭「まさかこんなとこでAちゃんに会うとは!匂いに気づかなかったよ!」
『え、大丈夫?』
炭「うん!きっと俺が鎹鴉と話してたから気づかなかっただけだから」
『そっかぁ』
炭治郎くんは良い人だ。無一郎もよく懐いている。
『今日は禰豆子ちゃんと二人だけ?』
炭「うん!今日は……あっそうだ」
何やら懐をゴソゴソしだした
炭「これ!」
『ん?』
文?誰からだよ
炭「さっき時透くんに渡されたんだ。『最近会えなくて寂しい』ってさ」
『無一郎から…?』
炭「うん!あっ俺行かなきゃ!じゃあね!
」
炭治郎くんを見送って文をあけてみる。
「Aへ
寂しい
会いたい
ずっとAのこと考えてる
屋敷で待ってる 無一郎」
『……ふっ』
これだけで
十分に愛されてることを知る
『私だって、ずっと_____』
無一郎のこと考えてるよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
蜜「どんどんAちゃんの心が無一郎くんに惹かれていってるわね!」
黒「ああ、そうだな……甘露寺、口に付いてるぞ」
蜜「あら、やだ私ったら」
黒「(可愛い……)」
おまけのおばみつ(。・ω・。)
番外編なんかでこの二人の話も書きたいな…
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ユリア(プロフ) - どんな展開になるかドキドキワクワクしながら読みました!素晴らしい作品をありがとうございました(o^―^o)ニコ (2022年12月16日 12時) (レス) @page43 id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
澪奈(プロフ) - 感動しました…!! (2021年2月22日 22時) (レス) id: 20f17d6d24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユノしの | 作成日時:2020年3月23日 17時