day5 ページ7
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『なに、何なの。もう少しでって何考えて…』
秋津「熱出したのはわざとよ!本当は元気よ!!
熱を出せば先生が熱計ってくれると思ったに、、なのにあんたがぁ……」
秋津はポケットから○○○ロを取り出しながら堂々と仮病を宣言する。
そ、そういう事か…
『…意味わからん……』
秋津「A…、今意味わからんって言ったでしょう…?」
『えっな、なんでもないよ!?』
夢唯はそう言ってぷくぅっと頬を膨らます。
白い肌によく似合っているピンクのチークが頬を膨らますことでもっと似合って可愛い。
秋津「なにジーッと見てるのよ。
もういいや、作戦失敗したし帰る。」
『えぇっ帰るの!?』
秋津「だっていつまでここに居てもアンタと二人きりなだけだし。帰る。」
『あぁ、そう…』
そう言って夢唯は服を整え始めた。
仮病までして夢唯は柊先生に会いたかったのか、、、、。
真っ直ぐでいいなぁ…。
夢唯が靴を履こうとした時カーテンがシャッと開いた。
柊「熱測り終わったか?」
『あ、』
秋津「ぁ、先生」
先生は病状を報告する紙とペンを持って入ってきた。
柊「ん、秋津調子いいのか?」
秋津「あぁ〜…、ええっと、はは…、、」
夢唯はそう言いながらベッドの端に後ずさりする。
そして先生は無表情のまま夢唯に近づく。
あ、やばい、、、さすがに怒るかな……
そして先生は夢唯が乗ってるベッドに片膝を掛け、夢唯に向かって手を上げた。
やばっ、、! 叩く!?
反射的に私は目を瞑る。
_______________しかし叩く音はしなかった。
あれっと思いつつ目を開けると、
そこには柊先生が夢唯の後頭部に手を回し自分のおでこを夢唯のおでこにくっつけている姿があった。
秋津「へ……ぁっ」
予想外の行動に夢唯は目を丸くしながら顔を真っ赤にしていた。
柊「うーん、熱下がってるな。
お前、仮病か?」
いつもよりもワントーン低い声で夢唯に囁く。
秋津「は、はい」
もう今にも目からハートが飛び出しそうなくらいの熱い眼差しを先生に向けている夢唯。
ちょ、先生少しは意識を……
「せっ、先生、、、!夢唯 仮病なんです…!」
離れてと言わんばかりに先生の背中を掴み引っ張る。
あれ、なんで私こんなに夢唯のこと触らせたくないの?
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桜乙(プロフ) - すんごくおもしろかったですっ!更新頑張ってくださいっ!!! (2019年5月10日 1時) (レス) id: 5cb505021a (このIDを非表示/違反報告)
muiku(プロフ) - くらげさん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2019年4月3日 16時) (レス) id: 6f040f388d (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - 更新頑張ってくださいっ!!! (2019年4月3日 13時) (レス) id: aaafa168c7 (このIDを非表示/違反報告)
muiku(プロフ) - ちょころんさん» わわわ!ありがとうございます(´;ω;`)更新頑張ります! (2019年3月25日 8時) (レス) id: 6f040f388d (このIDを非表示/違反報告)
ちょころん(プロフ) - 思わずニヤニヤしてしまいました笑すごく好きです!!更新頑張ってください〜 (2019年3月23日 20時) (レス) id: 7432b5910b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むいく(カワウソ) | 作成日時:2019年3月18日 0時