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番外編2 ページ25

やっば、、、、




A子「えっなに誰かいるの!」


B子「誰!盗み聞きされてた?!」






やばい先輩達こっち来てる…!




逃げなきゃ…っ!







柊「A…?」


『…ぁ』





1番見つけられたくない人に見つけられてしまった。





柊「何してるんだこんなところで」



『あ、えと、その…
あっ、あ!

課題!そう課題!提出しなくちゃと思って!!
はい!やってきましたから!お願いします!それじゃあ!!!』



柊「っ、Aー?おい!」





私は先生に課題の紙束を強引に押し付けてその場を去ろうと走り出した。





先輩方の「なになにー?」という声が後ろから聞こえてきた。




屋上に逃げ込もうと思って4階まで階段を一気にかけ登った。




登り始めて2、3秒経った時

自分以外の誰かの走る足音が下から聞こえてきた。





柊「Aー!いきなりどうしたんだー!

おい!」





『ふえっ!』








先生が追いかけてきてた。








先生が2段飛ばしで階段を駆け上がってくる。




そして一気に距離が縮む。




『うぅっ、来ないでください!』



柊「その理由を教えろ!」




目前に屋上の扉があった。




先生が手を伸ばせば私に届く距離まで近くに来ていた。





私は勢いよくドアを開け


そしてバタンっ!と閉めた。




鉄だからかよく響いた。





『んぐーッ!!!ぐぐぐ…っ』



柊「どうしたんだA、なんかあったのか」



『なんかあったのかって先生のせいですよ!!』





私は先生が入ってこないように全体重+全身の力を使ってドアを抑える。





しかし簡単に先生はドアを開けた。



『うわわっ、』




柊「おいA、なんで逃げるんだ。」





私側にドアが勢いよく空いたので尻もちをつく。


けどすぐに体制を建て直し屋上の奥へと逃げ込む。



そして先生はその私を追いかける。






追いかけっこみたいなものが始まってしまった。






『うううう来ないでくださいいい!!今は1人にしてくださいー!!』


柊「言ってる意味がわからない!俺がなにかしたのか!」


『だって!先生!月平先生の事が好きって…!』



私は半ば半べそで叫ぶ。






柊「は?俺は1度も月平先生の事を好きって言ってないぞ」



『嘘です!少なくとも私より大人の色気がある月平先生の方がいいはずです…!!!こんな私なんかより…』



柊「お前なぁ…」




そうやって追いかけっこしていてとうとう私は先生に捕まってしまった。

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桜乙(プロフ) - すんごくおもしろかったですっ!更新頑張ってくださいっ!!! (2019年5月10日 1時) (レス) id: 5cb505021a (このIDを非表示/違反報告)
muiku(プロフ) - くらげさん» ありがとうございます!更新頑張ります!! (2019年4月3日 16時) (レス) id: 6f040f388d (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - 更新頑張ってくださいっ!!! (2019年4月3日 13時) (レス) id: aaafa168c7 (このIDを非表示/違反報告)
muiku(プロフ) - ちょころんさん» わわわ!ありがとうございます(´;ω;`)更新頑張ります! (2019年3月25日 8時) (レス) id: 6f040f388d (このIDを非表示/違反報告)
ちょころん(プロフ) - 思わずニヤニヤしてしまいました笑すごく好きです!!更新頑張ってください〜 (2019年3月23日 20時) (レス) id: 7432b5910b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:むいく(カワウソ) | 作成日時:2019年3月18日 0時

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